LINEでチケットを購入できるって聞いたけど、使い方がわからない…。これってどうしたらいいの?
LINEチケットは電子チケットのひとつで、LINE上で全て解決できる便利な機能なんです!
発券方法や使い方とか、お友達にチケットを渡す場合はどうしたらいいんだろう…?
チケットにもよりますが、分配やキャンセルも可能です。公式リセール機能(二次販売)という便利な機能もありますよ!
支払い方法や手数料、メリットについて詳しくご紹介していきますね!
LINEチケットとは?
LINEチケットは、音楽や演劇、スポーツなどの電子チケットを購入できるサービスです。
LINEのウォレットの関連サービスの中にあります。
最近になって急激に普及してきたサービスで、LINE上で全て完結するのでとっても便利ですよ。
行きたいアーティストの名前やジャンルで検索を行い、そこから好きな公演のチケットを購入することができます。
一部ではLINEチケット限定の企画なども開催されているようです。
LINE公式アカウントやLINE MUSIC、LINE LIVEといった各サービスと連携を取ることで、利用者の属性や興味関心を分析して、あなたへのおすすめの公演情報を配信してくれます。
自分の好みの情報がどんどん入ってくるのも楽しいですね。
電子チケットというと、慣れない方からすると少し不安かもしれません。
今回は購入から発券方法、当日の入場までの一連の流れについて詳しく解説していきます。
LINEチケットのメリットって?
ここではLINEチケットを利用する事で一体どんなメリットがあるのか、ひとつずつご紹介していきますね。
専用アプリは不要!サイトの会員登録もしなくてOK!
LINEを普段使っていれば、チケット購入のために専用のアプリのインストールや、サイトに会員登録する必要はありません。
LINEで電話番号認証とメールアドレス登録をあらかじめ行っていれば、普段LINEを使う要領で利用できます。
LINEの名前を本名に変えたり、写真登録を行ったりということも不要です。
ウォレットの関連サービスの中からLINEチケットの画面に移るだけなので、手間も少なく使いやすいのがおすすめです。
利用登録料・入会費・年会費・発券手数料がかからないのも、LINEチケットとしてのメリットですね。
チケット購入・リセール機能に関しては手数料がかかりますが、既存のプレイガイドと大差ない金額なので安心です。
コンビニなどの店頭での支払い・チケットの受取は必要なし!
チケットをネットなどで購入した後、支払いのためにコンビニなどの実店舗へ足を運ぶのは少し面倒ですよね。
中には「期限内に支払うのを忘れてしまった!」という経験がある人もいるのではないでしょうか。
LINEチケットの場合、支払い方法がいくつかあり
- クレジットカード
- コンビニ払い
- LINE Pay
の中から選ぶことができます。
コンビニ払い以外の選択肢であれば、全てが家の中にいながらLINE上で済ませることができるんです!
コンビニでの支払いも、「ローソン」「ファミマ」「ミニストップ」「セイコーマート」などの対象店舗で支払うことができます。
大手コンビニでもあるセブンイレブンが対応していないのは少し残念ですね。
LINEチケットで分配も簡単にできる!紛失の心配もなし
電子チケットなので、紙のチケットのように「持ってくるの忘れた!」という悲劇を回避できるんです。
LINEチケットには「チケット分配」機能があるので、お友達の分も一緒に購入して渡すという一連の流れもLINE上で完結することが可能です。
お友達もLINEを使っていることが条件とはなりますが、もしお友達の分までチケットを紛失してしまったら…という不安を感じたことのある方なら、使って損はないですね!
万が一公演に行けなくなった場合に便利な「公式リセール機能(二次販売)」
LINEチケットを購入したものの、当日どうしても行けなくなってしまった場合に便利なのが、この「公式リセール機能」です。
余ってしまったチケットを再販売することができる救済措置でもあります。
リセールの取引はLINEチケットが仲介して行ってくれるので、見知らぬ方とのやり取りで個人情報を出すのが心配という方でも安心して利用できます。
ただし、すべてのチケットが対象ではなく、チケットの出品可能期間が設けられている場合もあるので注意が必要です。
チケットの高額転売の対策としても、これからどんどん普及していくサービスではないでしょうか。
リセールを利用する際に手数料がかかり、売り手側はチケットの定価の10%、買い手側は324円の金額がかかります。
LINEチケットの公式トークで質問すると簡単に回答してもらえる
サービスの利用を開始すると同時に、友だち登録されるLINEチケットの公式アカウント。
分からないことがあったときには、このトーク上で質問すると教えてくれます。
トーク上だけではなく、Twitterの公式アカウントに質問しても回答をもらえる場合があるようです。
LINEチケットの購入手順は?支払い方法と手数料について
購入方法はとっても簡単!
1.LINEチケットにアクセスして好きな公演を選ぶ。
2.席種・枚数を選び、氏名を入力する。
ここで入力する氏名は、チケットに表示され、入場時に本人確認がある場合もあるので、必ず本名を入力してくださいね!
3.【申し込み内容の確認へ】をタップ。
4.【支払方法の選択へ】をタップし、希望の支払い方法を選んで必要な情報を入力。
これで購入はOK!
次は支払い方法の選択になりますが、支払い方法は前述した通り、
- クレジットカード
- コンビニ払い
- LINE Pay
の中から選べます。
このときにかかる手数料はそれぞれ
・システム手数料 324円/枚
・先行サービス料 受付ごとに異なる
・決済手数料 216円/件(コンビニ払いの場合のみ)
となっています。
LINEチケット購入後から当日入場までの流れは?
チケットを購入すると、『マイチケット』に購入済みのチケット情報が表示されます。
トーク画面から見ることができるので分かりやすいですね。
1.マイチケットから購入済みのチケットを表示させて発券(ダウンロード)する。
発券ボタンが有効になるタイミングは、各公演で違っています。
発券可になるとLINEで通知が来るので、通知がきたら発券しておきましょう。
発券完了するとLINEで通知が来ます。
発券を画面上で確認したら事前準備はOKです。
2.発券後、LINE通知の「電子チケットを表示」⇒「チケットを表示する」で表示する。
開演時間が近づくと、「チケットを表示する」のボタンが有効になります。
3.マイチケットに表示された画面をスタッフに見せて入場する。
座席表の表示された画面をゲートにいるスタッフに見せるだけで入場はOKです。
※この時に誤ってボタンを2回タップすると「入場済み」に変わってしまいますので、触らないよう気を付けて下さいね。
チケットの分配機能について
チケットを複数枚購入したときには、分配機能を使って、LINE上で友だちにチケットを渡すことができます。
どのチケットでも自由に分配できるかというと、いくつか条件があるようです。
- 分配不可のチケット
- チケット購入時に分配先を登録するチケット
- 誰にでも分配可能なチケット
公演ごとに分配が可能かどうかについて表記がありますので、その都度確認が必要です。
分配方法や使い方についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
LINEチケットの注意点は?デメリットについて
こうして見てみると、LINEチケットは便利で手軽に利用できて良いことばかりですが、いくつかデメリットや注意点もあります。
対応していないチケットもまだまだ多い
始まったばかりのサービスということもあり、必ずしも全公演の座席を販売しているとは限りません。
ひとつの公演のうち一部のみの販売という場合もあるので、事前に十分確認が必要です。
チケットの半券が形として残らない
紙チケット限定デザインの紙チケットなどは半券を記念に残しておくことができますが、電子チケットにはそれがありません。
電子チケットだからこそのデメリットですね。
記念にどうしても残したい場合は、スクリーンショットを撮っておくのを忘れないようにしてくださいね。
スマホの不調や通信障害時に備えて対策が必要!
最後のこちらが一番重要なのですが、スマホの故障や不調、それに通信障害などの電波が入らない場合、どうしたらよいかわかりませんよね。
これが電子チケットの最大の弱点ではないかと思います。
そうなった場合の対策として
- 公演前日までにチケットを発券しておく
- スクリーンショットを撮って保存しておく
- 当日身分証明書を忘れないよう持参する
これを事前に用意しておくことがとても大事です。
当日もし通信環境がなくても、このように対策をしておくことで、トラブルがあった場合でも入場可能です。
「発券」「スクショ」「身分証」を必ず忘れないようにしてくださいね。
おわりに
今回は、LINEチケットの購入方法や入場までの流れを解説しました。
イベントチケットの転売って、いろんなところで問題になっていますよね。
こういう電子チケットサービスって、利用する人にとって手軽で便利というだけではなく、転売対策にもしっかり対応してくれるのはとても嬉しいことですよね。
まだまだ全種類の座席をLINEチケットで購入することは難しいですが、これからどんどんサービスがどんどん普及していくことで、そのうちLINEチケットでの取り扱いも増えていくようになるでしょう。
そんな日が待ち遠しいものですね。