2025年3月末ごろから、「Windows 10をアップデートした後、Google Chromeの文字が変になった」という声が増えています。
たとえばこんな現象です:
- 文字がギザギザ・ぼやけて見える
- 以前と違うフォントになって読みにくい
- 日本語が変なフォントになってしまった
原因はWindows側のフォント設定の変更や、Chromeのフォント自動切り替えなどが影響しています。この記事では、初心者でもできる直し方をわかりやすく紹介します。
主な原因はWindowsアップデート
2025年春に配信されたWindowsの更新では、新しい日本語フォント「Noto Sans JP」などが自動的に追加されました。
これにより、Chrome側が新しいフォントを自動で使うようになり、「いつもの見た目」と変わってしまったと感じる人が増えたのです。
対処法① Chromeのフォント設定を変更する
- Chromeを開いて右上の「︙」から「設定」をクリック
- 「外観」または「デザイン」メニューを選び、「フォントをカスタマイズ」をクリック
- 「標準フォント」「Serifフォント」「Sans-serifフォント」の欄を
- 標準フォント:メイリオ(Meiryo)
- Serifフォント:游明朝(Yu Mincho)
- Sans-serifフォント:メイリオ
に変更します。
- 画面を閉じれば即時反映されます。
フォントが戻り、見やすくなっているか確認してみましょう。
対処法② WindowsのClearType設定を見直す
文字がにじむ、ぼやけると感じる場合は、Windowsの文字表示機能「ClearType」の再設定がおすすめです。
- スタートメニューで「ClearType」と検索し、「ClearType テキストの調整」を選択
- 「ClearType を有効にする」にチェックが入っていることを確認し、「次へ」を押す
- 表示される中から、一番読みやすい文字を何度か選択
- 完了すると、文字のにじみが改善されることがあります
対処法③ Chromeを最新版にアップデート
- Chrome右上の「︙」→「ヘルプ」→「Google Chromeについて」をクリック
- アップデートがある場合、自動で始まります
- 更新後は再起動が必要です
最新版にすることで、フォントのバグが解消されることもあります。
それでも直らないときの対処法
- Chromeをリセットする: 「設定」→「リセットとクリーンアップ」→「設定を元に戻す」
- 復元ポイントに戻す: Windowsの「復元ポイント」でアップデート前に戻す(中上級者向け)
まとめ
2025年3月末以降、Windows 10の更新で新しいフォントが追加された影響により、Chromeの文字が急に変わったという声が増えました。
今回のようなフォントの違和感は、以下のようにして直せます:
- Chromeのフォント設定でメイリオや游明朝に戻す
- ClearTypeの設定で文字のにじみを調整
- Chromeを最新版にアップデート
フォントが読みにくいとパソコン作業もストレスになります。この記事を参考に、簡単な設定で見やすさを取り戻してみてくださいね。