Mrs. GREEN APPLE（ミセスグリーンアップル）がファンによる「夢小説」を禁止したのかどうか、ネット上で話題になっています。夢小説とは、実在のアーティストやキャラクターを題材に、読者自身を主人公として展開するファンフィクション（二次創作小説）のことです。この記事では、公式サイトやSNSでの声明、ファンコミュニティでの議論、そして主要ニュースサイトでの報道状況を調査し、最新の公式情報をまとめます。
公式サイトやSNSでの声明
まず結論から言うと、Mrs. GREEN APPLE公式は夢小説に対して自粛を求める注意喚起を行いました。 2025年2月末頃、公式からファンに向けたメッセージ「Mrs. GREEN APPLEを応援してくださる皆様へ」が発信され、その中でいわゆる「夢小説」を投稿しないよう呼び掛けられたと報告されています。
実際、TikTokなどで拡散された情報によれば、「公式から『夢小説をやめてほしい』という注意喚起があった」とのことで、公式がファンに夢小説の投稿自粛を求めたのは間違いなさそうです。
Mrs. GREEN APPLE公式から「夢小説をやめてほしい」という注意喚起が発表されています。
公式声明の詳細全文はファンクラブサイトやWeverse（グローバルファン向けプラットフォーム）で掲載されたようですが、要旨としては「ファンの皆様が思わぬトラブルに遭わないように」との観点でガイドラインを示す内容でした。そこでは違法グッズの製造・販売（肖像権の侵害）や未発表曲の無断公開などと併せて、メンバー本人が登場する夢小説などの二次創作にも言及し、こうした行為は控えるようお願いする旨が述べられています。公式としては、アーティストのイメージを守りファンとの健全な関係を保つため、夢小説を含む一部のファン活動に対して注意喚起を行った形です。
ファンコミュニティでの反応と議論
この公式発表を受けて、ファンコミュニティでは大きな議論が巻き起こりました。TwitterやTikTok上では多くのJAM’S（ミセスのファン）たちが反応し、夢小説に関する様々な意見が飛び交っています。実際、夢小説投稿サイトを見ると「Mrs. GREEN APPLE」を題材にした作品が今なお多数公開されており、公式の注意喚起後もすぐには完全になくなっていない状況がうかがえます。
一部のファンからは夢小説への厳しい声も上がっています。「夢小説とか普通に不快です。気持ち悪い」といった強い批判の声や、「検索しても夢小説が出てくるし、本人達にも届いてしまうので本当にやめてほしい」と訴える意見も見られました。実際、「ミセスって検索すると夢小説が出てくる」「メンバー本人に内容が伝わってしまっている」という指摘もあり、ファンの間でも賛否両論ながら「公式のルールは守るべき」という声が優勢のようです。多くのJAM’Sが「みんなで楽しく応援するために、公式から注意されたことは遵守しよう」と呼びかけ合っており、夢小説を書いている人に自主的な削除や非公開を促す動きもあります。
他方で、「夢小説はファンの楽しみ方の一つ」との意見や、創作の自由を主張する声も一部には存在します。しかし公式が明確にNGを出した以上、公の場で公開することにはリスクが伴うため、検索避け（作品タイトルやタグに工夫して検索に引っ掛かりにくくすること）を徹底するなどの対応を取るべきだという建設的な提案も見られました。ファン有志によるマナー啓発の投稿では、「伏せ字を使う」「プライベートな妄想は鍵垢（非公開アカウント）内だけに留める」といった具体的な対策も議論されています。
主要ニュースサイトでの報道状況
今回の「夢小説禁止」に関する公式注意喚起そのものは、執筆時点では大手ニュースサイトで大きく報じられていません。これは内容が主にファンコミュニティ内の話題であり、公式もプレスリリースというよりファン向けSNSやサイト上での発表に留めたためと考えられます。しかし、Mrs. GREEN APPLEの公式発信によるファンへの注意喚起は別件ではニュースになっています。
例えば2025年3月2日、公式X（旧Twitter）にて「なりすましアカウントに関する注意喚起」が投稿され、偽の公式アカウントや詐欺行為への警告が行われました。 この件はモデルプレスなど複数のメディアで取り上げられ、「トラブルに巻き込まれる恐れがございますので、不審なDMやリンクには注意してください」といった公式コメントが報じられています。同様に、ファンマナーに関する公式の呼びかけ（違法グッズの禁止や公演マナーについてなど）も断続的に発信されており、公式とファンの間で様々なルール整備が進められている状況です。
今回話題の夢小説禁止に関しては、ニュースこそ出ていないものの、多くのファンがSNSで情報を共有したことで周知が進みました。公式からの一時的な発表が「見られなくなっている」との声もありますが、ファンの間ではスクリーンショットや転載によって内容が拡散されており、事実上ガイドラインとして定着しつつあります。
まとめ
Mrs. GREEN APPLE公式は夢小説を含む一部の二次創作行為を事実上禁止し、自粛を促す声明を出したことが確認できます。公式サイトやSNS上で直接「夢小説」という言葉を用いて注意喚起が行われ、ファンコミュニティでもそれを受け止めて議論が活発化しました。主要メディアでは大きく報じられていないものの、公式発信の内容はファンの間で広まり、現在では「夢小説は公式NG」という認識が共有されつつあるようです。
大切なのは、公式から提示されたルールやマナーをファンが尊重することです。好きなアーティストを応援する気持ちは自由ですが、その表現方法がアーティスト本人や他のファンを不快にさせたり迷惑をかけたりしないように配慮する必要があります。Mrs. GREEN APPLEのメンバーやスタッフもファンとの良好な関係を望んでいるため、今回の注意喚起も「より良い応援の形」を提案する意図だと言えるでしょう。
ファンの皆さんは改めて公式からのアナウンスを確認し、ルールを守った上で応援活動を楽しむことが求められます。もし創作活動を行う場合でも非公開で楽しむ、検索に引っ掛からないよう工夫するなど、公式ガイドラインに反しない範囲で工夫しましょう。今後も公式から新たな発表や方針転換がないかアンテナを張りつつ、マナーを守ってMrs. GREEN APPLEを応援していきたいですね。