2025年12月18日朝ごろから、Windowsユーザーを中心に
「マウスカーソルは動くのにクリックが反応しない」
という不具合報告が急増しています。
特にリモートワークや作業中のユーザーから、
「仕事にならない」「会議前に詰んだ」といった声が多く見られます。
- カーソル移動は問題なし
- 左クリック・右クリックが効かない/反応が遅い
- 再起動で一時的に直るが再発する
- Copilotを無効化すると一時的に改善する
発生している主な現象
今回の不具合では、次のような症状が多く報告されています。
- マウスカーソルはスムーズに動く
- クリックだけが反応しない
- アプリによって反応する・しないが分かれる
- スタートメニューやエクスプローラーが特に反応しにくい
マウス自体の故障ではなく、
Windows側のソフトウェア問題である可能性が高いのが特徴です。
考えられる要因
① Windowsアップデートの影響
直近のWindowsアップデート後から症状が出始めたケースが多く、
入力処理(クリック判定)に不具合が出ている可能性があります。
特にUI制御や新機能追加の影響で、
クリックイベントが正しく処理されない状態になっていると考えられます。
② Copilot(AI機能)の干渉
今回特に多く報告されているのが、Copilotとの関連です。
- Copilotを無効化するとクリックが復活
- 再度有効化すると不具合が再発
Copilotが入力フォーカスを奪い、
マウス操作をブロックしてしまっている可能性があります。
③ スタートアップアプリとの競合
検証ユーザーの間では、
「スタートアップアプリが原因では?」
という声も増えています。
- マウス補助ツール
- 画面操作・拡張系アプリ
- 常駐ユーティリティ
アップデート後にこれらのアプリと競合し、
クリック判定がおかしくなっている可能性があります。
今すぐ試せる解決方法(初心者向け)
難しい操作は不要です。
上から順に試してください。
① PCを再起動する
一時的な入力エラーであれば、
再起動だけで改善するケースもあります。
② Copilotを無効化する
- 「設定」を開く
- Copilot(AI機能)の項目を探す
- Copilotをオフにする
- PCを再起動
根本解決ではありませんが、
一時的に作業できる状態に戻るケースが多く報告されています。
③ スタートアップアプリを減らす
- タスクマネージャーを開く
- 「スタートアップ」タブを選択
- 不要なアプリを無効化
- PCを再起動
特にマウス操作や画面制御に関係するアプリは要注意です。
④ マウスドライバを再読み込みする
- デバイスマネージャーを開く
- 「マウスとそのほかのポインティングデバイス」を展開
- 使用中のマウスを無効化 → 有効化
ドライバの引っかかりが解消される場合があります。
⑤ 別のマウスで試す
ソフト側の問題が多いとはいえ、
ワイヤレスマウスの電池切れや接続不良が
重なっているケースもあります。
それでも直らない場合は
- Windowsの次回修正アップデートを待つ
- 直近のアップデートを一時的にアンインストール
- 公式サポート情報を確認
現時点では、
ユーザー側で完全に防ぐのが難しい不具合
の可能性もあります。
まとめ
- 12/18朝からマウスクリック不具合が急増
- WindowsアップデートとCopilotが関与している可能性
- 一時回避は可能だが根本解決はアップデート待ち
「自分のPCだけおかしい?」と不安になりますが、
同じ症状のユーザーは多数います。
落ち着いて、紹介した対処法を一つずつ試してみてください。
