Claude Codeが突然使えない!Bunヘルプが出る原因と直し方【Windows PowerShell】

昨日まで普通に使えていたClaude Codeが、急に動かなくなった。
PowerShellでclaudeと打ったら、Claude Codeではなく、見たことのないBunのヘルプ画面がズラッと表示される。

Bun is a fast JavaScript runtime, package manager, bundler, and test runner. (1.4.0+63bb0ca0d)
Usage: bun <command> [...flags] [...args]
Commands:
  run       ./my-script.ts       Execute a file with Bun
  ...

「Bunってなに?」「自分のアカウントがおかしい?」「設定をいじった覚えはないのに……」
と思うかもしれません。

でも安心してください。これはあなたの設定ミスではありません
Claude Code側のアップデートに起因する不具合の可能性が高いです。

この記事では、Claude CodeでBunのヘルプが表示される原因と、
実際に解決できたstableチャンネルからの入れ直し手順をまとめます。

この記事の結論

Claude Codeの自動アップデートで壊れたバイナリが配信されることがあります。
通常の再インストールでは同じ壊れたファイルを取得してしまう場合があるため、
stableチャンネルを指定してインストールし直すのが有効です。

Remove-Item "$env:USERPROFILE\.local\bin\claude.exe" -Force
& ([scriptblock]::Create((irm https://claude.ai/install.ps1))) stable

症状:claudeと打つとBunのヘルプが出る

PowerShellでclaudeと入力すると、本来であればClaude Codeが起動するはずです。
ところが今回の不具合に当たると、Claude CodeではなくBunという別のツールのヘルプ画面が表示されます。

PS C:\> claude
Bun is a fast JavaScript runtime, package manager, bundler, and test runner. (1.4.0+63bb0ca0d)
Usage: bun <command> [...flags] [...args]
Commands:
  run       ./my-script.ts       Execute a file with Bun
            lint                 Run a package.json script
  test                           Run unit tests with Bun
  ...

さらに、claude --versionを実行しても、
Claude Codeのバージョンではなく、1.4.0のようなBunのバージョンが表示されます。

エラーで落ちるわけでも、クラッシュするわけでもありません。
ただ別のソフトのヘルプが表示されるので、かなり混乱しやすい症状です。

原因:Claude Code本体が入っていない壊れたファイルが降ってきた

Claude Codeのネイティブ版、つまりPowerShellのコマンドでインストールするタイプは、
内部的にBunというJavaScriptランタイムを使って作られています。

ざっくり言うと、claude.exeの中には、
Bunの実行エンジンとClaude Codeのプログラム本体が一緒に入っています。

正常な状態では、claude.exeを起動すると、
中に含まれているClaude Codeのプログラムが実行されます。

ところが、自動アップデートのタイミングで
Claude Codeのプログラム部分が入っていない、ガワだけのファイル
が配信されることがあります。

その結果、claudeを実行してもClaude Codeが起動せず、
中身のないBun実行ファイルとして動いてしまいます。
これが、Bunのヘルプ画面が表示される正体です。

ファイルのプロパティ上はClaude Code 2.1.201.0のように見えるのに、
実行するとBunとして動くことがあります。
つまり、メタデータは正しそうに見えるのに、中身が壊れている状態です。

やっても意味がないこと

この症状に遭遇すると、まず次のような対処を試したくなります。
しかし、今回のケースでは効果がない可能性が高いです。

ターミナルを開き直す

PATHの問題ではないため、新しいターミナルを開いても同じ症状になります。

通常の再インストールをする

irm https://claude.ai/install.ps1 | iexで再インストールしても、
同じ壊れたバージョンを取得してしまう場合があります。

PCを再起動する

ローカル環境の一時的な不具合ではなく、配信されたファイル自体が壊れている場合は改善しません。

日本語パスを避ける

日本語フォルダ名が影響する別の問題はありますが、
今回の「Bunのヘルプが表示される」症状とは別問題です。

直し方:stableチャンネルからインストールする

Claude Codeのインストーラーには、主に次の2つの配信チャンネルがあります。

チャンネル 特徴
latest 最新版がすぐに配信される。通常インストールではこちらが使われる。
stable 少し遅れて配信される安定版。問題のあるバージョンを避けやすい。

普段よく使う次のインストールコマンドは、デフォルトでlatestチャンネルを使います。

irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

今回はlatest側に壊れたファイルが含まれている可能性があるため、
stableチャンネルを明示してインストールし直します

手順1:壊れたclaude.exeを削除する

PowerShellを開き、まず壊れている可能性があるclaude.exeを削除します。

Remove-Item "$env:USERPROFILE\.local\bin\claude.exe" -Force

手順2:stableチャンネルからインストールする

次に、stableチャンネルを指定してClaude Codeをインストールします。

& ([scriptblock]::Create((irm https://claude.ai/install.ps1))) stable

普段のインストールコマンドより少し長いですが、
末尾のstableが重要です。

手順3:PowerShellを開き直す

インストールが終わったら、いったんPowerShellを閉じて、
新しいPowerShellウィンドウを開きます。

ここは地味に重要です。
インストール直後のターミナルではPATHなどの状態が古いまま残っている場合があります。

手順4:バージョンを確認する

新しいPowerShellで、次のコマンドを実行します。

claude --version

2.1.xxxのようなClaude Codeのバージョンが表示されれば成功です。
一方で、1.4.0のようなBunのバージョンが表示される場合は、まだ壊れた状態です。

stableでもダメだった場合の代替手段

stableチャンネルから入れ直しても改善しない場合は、
npm経由でClaude Codeをインストールし、その中に含まれる正常なclaude.exeを上書きコピーする方法があります。

この方法にはNode.jsとnpmが必要です。
すでにNode.jsを使っている人向けの代替手段として考えてください。

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

Copy-Item "$env:APPDATA\npm\node_modules\@anthropic-ai\claude-code\bin\claude.exe" "$env:USERPROFILE\.local\bin\claude.exe" -Force

1行目でnpmからClaude Codeをインストールし、
2行目でnpmパッケージ内のclaude.exeを本来の場所に上書きしています。

再発を防ぐには

Claude Codeのネイティブ版は、自動アップデートされる仕様です。
そのため、今回直しても次のアップデートで同じような症状が出る可能性はあります。

完全に防ぐ方法は今のところありませんが、
stableチャンネルでインストールしておくことで、
latestよりは問題のあるバージョンを引きにくくなります。

もしまたclaudeでBunのヘルプが表示されたら、
この記事のstableチャンネルでの再インストール手順をもう一度試してください。

状況の確認コマンドまとめ

症状が出たときは、次のコマンドで現在の状態を確認できます。

claude.exeの場所を確認する

Get-Command claude | Format-List

Pathが次のような場所になっていれば、通常のインストール先です。

C:\Users\ユーザー名\.local\bin\claude.exe

なお、InternalNamebunと表示されることがありますが、
Claude CodeがBunベースで作られているため、これ自体は異常とは限りません。

バージョンを確認する

claude --version

表示される内容 状態
2.1.xxxなど Claude Codeが正常に動いている可能性が高い
1.x.xなど Bunとして動いている可能性が高く、壊れた状態

まとめ

  • claudeを実行するとBunのヘルプが出る場合、Claude Codeのバイナリが壊れている可能性がある
  • 通常の再インストールでは、同じ壊れたバージョンを取得してしまうことがある
  • まずは壊れたclaude.exeを削除する
  • stableチャンネルを指定してインストールし直すのが有効
  • 直った後もログイン情報や設定ファイルは基本的にそのまま使える

Claude Codeは進化が速いぶん、自動アップデートまわりでこうしたトラブルに遭遇することがあります。
ただ、今回のように原因が分かれば対処はそこまで難しくありません。

claudeコマンドで突然Bunのヘルプが出るようになった場合は、
慌てずにstableチャンネルからの再インストールを試してみてください。

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