+メッセージは、端末の「デフォルトのSMSアプリ」に設定されていないと受信できない仕組みです。届かないときは、まずここを見ます。
友達は送ったと言っているのにトークに出てこない。ログイン用のSMS認証コードがいつまでも来ない。機種変更したら前のやり取りが消えていた。そんな場面で検索した人向けにまとめました。
この記事では、確認する順番をはっきりさせます。デフォルトのSMSアプリ、キャリアのSMS拒否設定、相手の利用状況、機種変更まわりの設定。この4つを上から見ていきます。
+メッセージが届かないときに起きている症状の整理
「届かない」と言っても、中身は大きく4つに分かれます。相手からのメッセージが表示されない。写真やスタンプが送受信できない。SMS認証コードが来ない。通知だけ鳴らない。どれに当てはまるかで、見る場所が変わってきます。
特に相談が多いのがSMS認証コードです。Webサービスやアプリのログインで電話番号を入れたのに、コードが来なくて先に進めない。ここで完全に手が止まってしまう。
+メッセージは、SMSと同じ電話番号を使う仕組みになっています。そのためSMSが止まると、+メッセージ側も一緒に止まる。アプリ単体の不具合として考えると、遠回りになります。
もう一つ多いのが機種変更の直後です。新しい端末で開いたのに、以前のトークが1件も出てこない。これは受信できていないのではなく、データが移っていないだけでした。あとのセクションで扱います。
最優先はデフォルトのSMSアプリに+メッセージが入っているかの確認
手順は3つ。
- 端末の「設定」を開く
- 「アプリ」または「デフォルトのアプリ」を選ぶ
- 「SMSアプリ」を開き、「+メッセージ」を選ぶ
ここが別のSMSアプリになっていると、受信したメッセージはそちらに入ります。+メッセージの画面にはいつまでも出てこない。届いていないのではなく、置き場所が違うだけです。
機種によってメニュー名は変わります。「標準のアプリ」「既定のアプリ」と書かれている端末もある。呼び方が違っても、SMSを扱うアプリを選ぶ項目を探せば同じです。
もう一つ、アプリを入れただけでは使えません。初回に利用開始の同意と、電話番号の確認をします。この初期設定が途中で止まっていると受信もできない。個人的には、デフォルトのSMSアプリの確認だけで片が付く例が一番多いと感じます。
キャリアのSMS拒否設定(My docomo・My au・My SoftBank)を見る
迷惑メール対策としてSMS拒否設定を入れていると、そもそも端末まで届きません。昔に自分で設定したのを忘れている、というパターンもある。契約している回線のマイページから確認します。
ただし、設定の名前は会社ごとに少し違います。「迷惑メール設定」の中にあることもあれば、「SMS拒否設定」として独立していることもある。
- My docomo・My au・My SoftBankのどれかにログインする
- 「迷惑メール設定」または「SMS拒否設定」を開く
- 「全て受信する」「拒否しない」に変える
- 「国際SMS拒否」がオンなら、そちらもオフにする
国際SMS拒否は見落としやすい項目です。海外のサーバーから送られる認証コードは、この設定で弾かれる。アプリのログイン用コードが来ないときは、ここを疑う価値があります。
変更してもすぐ反映されないことがあります。少し時間を置いて、もう一度送ってもらいましょう。自分の回線での正確な設定名は、各社の案内ページで確認できます。
相手のRCS利用状況で見落としやすい点
たとえば、写真を送ろうとしても送れない。スタンプの画面が出てこない。この場合は不具合ではなく、相手が+メッセージを使っていないだけ、というのがよくある話です。
相手が使っているかどうかは、連絡先やトーク画面のアイコンで分かります。青いアイコンが付いていれば+メッセージ同士のやり取りです。付いていなければ、普通のSMSとして送られます。
SMSでは写真もスタンプも扱えません。文字だけのやり取りになります。RCS(+メッセージが使っている新しい規格)でつながっている相手とは、できることが変わる。つまり「届かない」ではなく「機能が使えない」状態です。
アプリのバージョンが古いままだと、バックアップなど一部の機能に影響が出ます。ストアで更新が出ていないか見ておく。ここは短時間で終わります。
機種変更後に届かない場合の確認(iPhoneからAndroidへの移行を含む)
iPhoneからAndroidに乗り換えた人が詰まりやすいのが、iMessageです。iMessageがオンのままだと、電話番号あてのメッセージがそちらに吸われます。新しいAndroid端末には届かない。
止め方は2つ。移行前のiPhoneが手元にあるなら、設定からiMessageをオフにします。手元にないなら、アップルの登録解除ページで電話番号の登録を外す流れになる。
機種変更前のトークは、バックアップを取っていないと引き継げません。新しい端末で過去のやり取りが空なのは、受信の失敗ではなくデータが移っていないからです。
新しい端末では、+メッセージの初期設定とデフォルトのSMSアプリ設定をやり直します。この2つが終わっていないと、受信の準備ができていません。順番はどちらが先でも問題ありません。
それでも届かないときに最後に見るところ
- 通知だけ来ないなら、端末の通知設定とアプリ内の通知設定を別々に見る
- 契約しているキャリアの障害情報ページを開く
- ストアで+メッセージを最新版に更新する
通知は2階建てになっています。端末側でアプリの通知を切っていると、アプリ内でオンにしても鳴りません。メッセージ自体は届いているのに、気づけないわけです。
障害情報は最後に見ます。先に自分の設定を一通り見ておかないと、待つだけで一日が終わってしまう。実際、多くは設定側で解決します。
確認の順番はこうなります。デフォルトのSMSアプリ→SMS拒否設定→相手の利用状況→機種変更まわりの設定。上から順にたどれば、どこで止まっているかが見えてきます。
まとめ
- 結論:原因の大半は2つ。デフォルトのSMSアプリ設定のズレと、キャリアのSMS拒否設定です
- 次にやること:「設定」→「アプリ」→「SMSアプリ」で+メッセージが選ばれているかを見る
- 次にやること:My docomo・My au・My SoftBankにログインする。SMS拒否設定と国際SMS拒否を「拒否しない」に変える
- 覚えておくこと:相手が+メッセージ未利用なら青いアイコンは出ず、写真やスタンプは使えません
- 覚えておくこと:iPhoneからAndroidに移ったとき。iMessageがオンのままだと番号あてのメッセージが届きません
まずデフォルトのSMSアプリを+メッセージに戻します。次にMy docomo・My au・My SoftBankでSMS拒否設定を解除する。この2つを済ませてから、相手側のRCS利用状況やiMessageの残り設定を見ていけば十分です。

