X(旧Twitter)で心当たりのない年齢制限がかかる原因は、ほぼ2つです。1つはプロフィールの生年月日設定によるアカウントロック。もう1つは、AIが投稿の画像を「センシティブな内容」と判定したケースです。
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ふつうに日常の写真やイラストを上げていただけなのに、ある日いきなりロック画面が出る。あるいは、自分の画像にだけぼかしがかかり、警告が付いている。「いい加減にして」と言いたくなる状況です。
この記事では、2つの年齢制限の見分け方と、それぞれの直し方をまとめました。ロック解除の異議申し立てから表示するコンテンツの設定まで、操作の順番どおりに書いてあります。
Xの年齢制限は「アカウントロック」と「センシティブな内容」の2種類
見た目は同じ「年齢制限」でも、中身はまったく違う2種類があります。原因も直し方も別物です。
1つめは、アカウントロック型です。画面に「このアカウントはロックされています」と表示され、ログインや操作ができなくなります。投稿を見ることも新しく書くこともできない状態になる、と考えてください。
2つめは、センシティブ判定型です。投稿した画像や動画にぼかしがかかり、「センシティブな内容を含む可能性があります」と警告が出ます。アカウントはふつうに使えるのに、インプレッション(投稿が表示された回数)だけが急に落ちるのもこちらの特徴です。
ここがややこしいところです。2つを混同すると、違うほうの対処をして空回りすることになります。まずは、自分がどちらに当てはまるのかを見分けるところからです。
画面がロックされたら生年月日設定を疑う
よくあるのは、こんな場面です。プロフィール編集のときに、生年月日を1桁打ち間違えてしまった。昔作ったアカウントの生年月日を正しく直そうとしたら、保存した瞬間にロック画面へ切り替わる。どちらも、投稿の中身とは関係なく起きています。
そもそもXの利用規約(サービスのルール)では、13歳未満の人は使えない決まりです。そのため、13歳未満と判定される日付が入ると、システムが自動でアカウントをロックします。人が投稿を見て判断しているわけではなく、日付だけで機械的に止まる仕組みです。
投稿のせいだと思い込む前に、アカウント自体がロックされていないかを先に見たほうが、話はずっと早くなります。
なお、ロックされたまま新しいアカウントを作ると、同じ端末だと新しいほうも連鎖でロックされることがあります。元のアカウントを直すほうが、結局は手間が少なく済むわけです。
ブラウザ版Xから異議申し立て(ロック解除の審査依頼)をする手順
ロックの解除は、アプリ版だけでは進められないことが多いです。アプリではロック画面が出るだけで、申請フォームへの入口が見つからない場合があります。パソコンかスマホのブラウザ(SafariやChromeなど)で、ブラウザ版Xを開くのが確実です。
放置していると、アカウント情報が削除されることがあります。ロック画面に気づいたら、早めに申請まで済ませておくほうがいいです。審査にかかる日数は公表されていません。数日で戻る人もいれば、しばらく待つ人もいる、くらいに考えておくと気がラクになります。
やることはシンプルで、3つだけ。手順はこの順番です。
- ブラウザ版Xでログインする
- 画面に表示される指示に従って、ロック解除の審査依頼フォームへ進む
- 本人確認書類(身分証明書)をアップロードして送信する
健全な投稿なのに「センシティブな内容」と判定される理由
ロック画面は出ていないのに、自分の画像にだけぼかしが付くケースもあります。こちらはAIによる自動判定が原因です。Xは投稿された画像を、肌色の割合や構図などから機械的にチェックしています。その結果、健全なイラストや日常の写真にも、フラグ(センシティブの目印)が付いてしまうのです。
ただ、判定の細かい基準はX社が公表していません。これをやれば絶対に付かない、という確実な防ぎ方はないのが正直なところです。
ちゃんとした作品を上げたのに勝手に目印を付けられたら、「いい加減にして」と言いたくなる気持ちはよく分かります。ただし、障害や不具合として公式に発表された話ではなく、自動判定の仕組みそのものの問題です。肌の見える面積が大きい構図や、肌色に近い色が画面の多くを占める画像ほど、引っかかりやすいと考えられます。
「プライバシーと安全」の表示するコンテンツ設定を見直す
ぼかしが気になるときは、まず自分の表示設定を確認します。手順は次の4つです。
- 「設定とプライバシー」を開く
- 「プライバシーと安全」を選ぶ
- 「表示するコンテンツ」を選ぶ
- 「センシティブな内容を含む可能性のあるメディアを表示する」にチェックを入れる
アプリ版、とくにiPhoneのアプリでは、この設定項目そのものが出てこないことがあります。その場合は、ブラウザ版Xから同じ順番で開くのがおすすめです。
設定を変えても警告が消えないときは、端末側の年齢制限も確認してみてください。iPhoneならスクリーンタイム、Androidなら保護者による使用制限が、表示に影響している場合があります。家族の端末を借りている人や、親に設定してもらった人はとくに要チェックです。
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そもそもこの設定は、見る側の表示を切り替えるものです。自分の投稿に付いたフラグそのものを消す設定ではありません。自分の画面でぼかしが消えても、ほかの人からはまだ警告付きで見えている、というわけです。
まとめ
最後に、ポイントを3つに絞っておきます。
- 結論:心当たりのない年齢制限の正体は、生年月日設定によるアカウントロックか、AIによるセンシティブな内容の判定のどちらか
- 次にやること:ロック画面が出ているなら、ブラウザ版Xから本人確認書類を付けて異議申し立てをする。出ていないなら「プライバシーと安全」>「表示するコンテンツ」を確認する
- 覚えておくこと:ロック中に同じ端末で新しいアカウントを作ると、連鎖でロックされる。センシティブ判定の基準は非公開で、完全には防げない
「このアカウントはロックされています」と出たら、まずブラウザ版Xで生年月日設定の異議申し立てを済ませる。それが先で、センシティブな内容の表示設定を触るのはその後で十分です。
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