「さらにアクションが必要です」と出たけれど、何をすればいいの? TikTokからこの一文だけ見せられても、乗っ取りなのか違反なのか分からず手が止まりますよね。
動画を見ていたら急に画面が切り替わり、アプリを閉じても同じ表示が出てくる。TikTokを名乗るメールやDMが届いて、リンクを開くべきか迷っている。この記事は、そんな場面で検索した人に向けて書いています。
分かるのは次の3つです。警告が本物かどうかの見分け方、アプリの中で確認する場所、違反が出ていたときの申し立ての流れです。
「さらにアクションが必要です」は本物? フィッシング詐欺との見分け方
アプリの画面に出た表示なら、アプリの中で確認します。DMやメールのリンクからは手続きしません。これが結論です。
そもそも「さらにアクションが必要です」は、特定の不具合を指す公式のエラーコードではありません。表示される文言は、アプリのバージョンや地域、アカウントの種類によって少しずつ変わります。なので、文言そのものより「どこに表示されたか」を見たほうが判断しやすいです。
考えられる原因は、大きく分けて3つあります。1つ目は、セキュリティ認証(本人確認)の要求です。2つ目に、コミュニティガイドライン(TikTokのルール)に違反したとして、制限がかかっている場合があります。残る1つが、TikTokを名乗るフィッシング詐欺です。にせのサイトへ誘導して、パスワードなどを盗む手口を指します。
見分け方はシンプルです。本物の通知なら、アプリの中にも同じ内容が届いています。一方で、外部のサイトに飛ばして、パスワードや個人情報を入力させるものはTikTokからの要求ではないと疑ってください。
最初に開くのはアプリ内の「システム通知」
警告の画面やメールを見たら、まずTikTokアプリの受信箱(通知の一覧)を開きます。その中にある「システム通知」に、同じ警告が届いているかを確認しましょう。
調べていて実感したのは、システム通知に届いているかどうかで、本物かにせものかがかなり絞れるということです。ここを見るだけで、迷う時間がぐっと減ります。
- システム通知に同じ内容がある:TikTokからの本物の通知です。アプリ内の案内どおりに進めます。
- システム通知に何もなく、DMやメールだけに来ている:リンクは開かずに、次の「アカウントステータス」の確認へ進みます。
ただし、アプリを閉じても同じ画面が何度も出てくる場合は話が別です。アプリそのものが手続きを求めている状態なので、放っておくとアカウントがロックされるおそれがあります。むしろ早めに案内どおり進めたほうが、元どおり使えるようになるまでが短く済みます。
「アカウントステータス」で制限や違反がないか確認する手順
- プロフィール画面の右上にあるメニュー(三本線)をタップします
- 「設定とプライバシー」を選びます
- 「アカウント」または「セキュリティ」の項目から「アカウントステータス」を開きます
- 表示された内容を読み、アプリ内の指示どおりに手続きします
3つ目の手順だけ、少しややこしいです。アプリのバージョンによって、「アカウントステータス」が「アカウント」の中にある場合と、「セキュリティ」の中にある場合があります。片方で見つからなければ、もう片方を開いてください。
アカウントステータスに何も問題が出ていなければ、届いた警告が本物でない可能性も考えておきます。その場合も、メールやDMのリンクは使わずにそのままにしておけば大丈夫です。
一方で、違反や制限が表示されていたら、まずは内容をよく読んでおきましょう。身に覚えがないときは、次の異議申し立てに進みます。
コミュニティガイドライン違反が身に覚えないなら「異議申し立て」
たとえば、ふだんどおり動画を投稿していただけなのに、アカウントステータスを開いたら違反が1件ついていた、というケースを考えます。この場合にやることは2つだけです。
- アカウントステータスの画面で、違反の内容を確認します
- 間違いだと思ったら、その画面に出る「異議申し立て」ボタンから申請します
異議申し立てとは、「この判定をもう一度見直してください」とTikTokにお願いする手続きのことです。申請は必ずアプリ内から行います。外部サイトにある「異議申し立てフォーム」は、フィッシング詐欺でよく使われる入口なので開きません。
審査にかかる時間や、結果がいつ届くかは公表されていません。公式の目安ではありませんが、数日ほど待つつもりでいると気が楽です。待つ間は、さっきのシステム通知をときどき開いておけば見落としません。
2段階認証とログイン中のデバイスも見直しておく
警告の原因がセキュリティ認証だった場合や、うっかりリンクを開いてしまった場合は、ここで終わりにしないほうがいいです。アカウントの守りが固いかどうかも、続けて見ておきます。
- 2段階認証(パスワードのほかに、もう1段階で本人確認するしくみ)が有効になっているか
- ログイン中のデバイスの一覧に、知らない端末がまざっていないか
知らない端末を見つけたら、その端末をログアウトさせるようなボタンを押して外します。そのあとでパスワードを変えておけば、相手は同じパスワードでは入れません。
ちなみに、アカウントを切り替えたりログアウトしたりするときに認証を求められるのは、アカウントを守るための正しい動きである場合がほとんどです。手間はかかりますが、ここは通しておきましょう。
まとめ
最後に、やることを3つに分けて置いておきます。
- 結論:「さらにアクションが必要です」は公式のエラーコードではありません。本物かどうかは、アプリ内の「システム通知」と「アカウントステータス」に同じ内容があるかで判断します。
- 次にやること:「設定とプライバシー」から「アカウントステータス」を開き、違反が出ていれば内容を確認します。間違いだと思ったら、アプリ内の「異議申し立て」から申請します。
- 覚えておくこと:DMやメールのリンク先ではパスワードを入力しません。不安なときは、2段階認証とログイン中のデバイスの一覧を先に見ておきます。
DMやメールに届いた警告は、リンクを開く前にアプリ内の「システム通知」と照らし合わせて、同じ内容があるかどうかを見てください。そこに無ければ、TikTokからのアクション要求とは考えずに扱ってかまいません。

