アソビューから「個人情報漏えいのお詫び」というメールが届くと、多くの人はまず本文のリンクを開きます。くわしく読もうとするからです。でも、先にやることは逆です。リンクには触らずに、「このメールは本物か」を確かめるところから始めます。
とくに困るのは、もう退会済みなのにメールが届いた人や、昔チケットを1回買っただけの人です。「自分のどんな情報が出たのか」「このあと何をすればいいのか」が分からず、手が止まってしまいます。
この記事では、やる順番に沿って4つのことを説明します。まずアソビュー!ヘルプセンターで送信元を照らし合わせる方法と、流出した情報の中身です。そのあと、マイページで見ておく場所と、退会済みの人の問い合わせ先を紹介します。
最初にアソビュー!ヘルプセンターで送信元メールアドレスを照らし合わせ、お詫びメールが本物か確かめる
最初にやるのは「本文のURLを押さない」ことです。
お詫びメールが届いてすぐ、Xでは受け取ったという報告が相次ぎました。同時に「このお詫びメール自体が偽物では?」と疑う声もたくさん出ています。本物かどうか分からないうちにリンクを開くと、偽サイトに飛ばされるおそれがあります。
確かめ方はシンプルです。アソビュー!ヘルプセンターには、アソビューが使っている公式の送信元メールアドレスが載っています。届いたメールの送信元を、そこに書かれたアドレスと見比べてください。偽メールは本物に似たアドレスを使うことがあるので、1文字ずつ照らし合わせると確実です。
見分け方はもうひとつあります。アソビューは、メール・SMS・電話でパスワードやクレジットカード情報の入力を頼むことはないと、公式に書いています。そうした入力を求められたら、その時点で詐欺と判断してかまいません。
👉 関連:Mrs. GREEN APPLE公式が夢小説禁止?広まった情報と確認できること
個人的には、この送信元の照らし合わせを、ほかのどの確認よりも先にやるのがおすすめです。公式の目安ではありませんが、1分もかからない作業なのに、そのあとの判断がぐっと楽になります。
公式お知らせ(NEWS)とヘルプセンターで「流出した情報」を確認する
見る場所は2つあります。ひとつはアソビューの公式お知らせ(NEWS)です。「委託先メール配信サービスへの不正アクセスに関するお詫びとお知らせ」という記事が出ています。もうひとつはアソビュー!ヘルプセンターのFAQにある【重要】のページで、こちらには流出した項目の一覧が載っています。どちらも、メールのリンクからではなく、自分でブラウザを開いてたどりましょう。
公式のページは、アソビュー公式お知らせ(NEWS)の記事と、ヘルプセンターの【重要】ページです。
公式の説明では、原因は委託先(アララメッセージ)への第三者による不正アクセスです。アララメッセージは、アソビューがメールを送るのに使っていたサービス(メール配信の外注先)です。提供元のアララ株式会社も、自社サイトで発表を出しました。
ヘルプセンターで「流出した情報」として挙げられているのは、次の4つです。
- メールアドレス
- 会員ID・氏名・生年月日などの会員情報
- 連絡先
- チケットの購入・利用情報(購入日時・種類・枚数・利用施設名など)
ただし、クレジットカード情報はこの中に入っていません。アソビューはカード情報を預かっておらず、流出の対象外だと公式に書かれています。SNSには「カードも漏れた」という書き込みもありますが、公式の説明とは合わない話です。なお、流出した情報が悪用された被害は確認されていないと、アソビューは発表しています(2026-11-08時点)。この点はあとで変わることもあるので、ときどき公式お知らせ(NEWS)を見直しておくと安心です。
マイページとチケット履歴で、自分の登録内容と購入記録を見ておく
- 公式サイトかアプリを自分で開いて、ログインする(メールのリンクは使わない)
- マイページで、登録メールアドレス・氏名・連絡先を見る
- 購入履歴や利用履歴のような項目を開き、購入日時・施設名・利用日時を見る
大事なのは3つ目です。今回はチケットの購入・利用情報も流出対象に入っています。履歴を見れば、「どんな情報が外に出たのか」をおおよそつかめます。いつ、どの施設のチケットを何枚買ったかが、そのまま外に出たものとして考えておきましょう。
あわせて、見覚えのない購入がないか、登録内容が勝手に変わっていないかもチェックします。メールアドレスや連絡先が書き換わっていたら、すぐに専用窓口へ連絡してください。
履歴は、偽メールを見分けるのにも使えます。メールに書かれた注文やチケットの内容を、マイページの表示と見比べるだけです。中身が合わなければ、そのメールはアソビューから届いたものではありません。
退会済みでもメールが届いた人は、専用窓口(0120-30-3521)で個別に確認する
Xには、「何年も前にアソビューでチケットを買い、もう退会したのにお詫びメールが届いた」という報告があります。退会したから自分には関係ない、と思っていた人ほど驚いた、という声が目立ちます。
退会済み会員のデータが流出対象に入っているかどうかは、公式は「未定」としています(2026-11-08時点)。どの期間の履歴がアララに預けられていたのかも、公式の発表待ちです(2026-11-08時点)。
ただ、利用規約(アソビューのルール)には、退会についての注意書きがあります。「退会後もデータの反映に時間がかかり、メールが届く場合がある」という内容です。退会したからといって、すぐにすべてのデータが消えているとは言い切れません。
退会済みの人がやることは、次の2つです。
- 退会した時期と、お詫びメールを受け取った日時をメモする
- アソビューの専用窓口(0120-30-3521)に電話する。「退会後もデータが残っていたか」「自分の情報が流出の対象か」を聞く
受付時間は、ヘルプセンターのFAQで確かめてから電話しましょう。電話番号も、メール本文に書かれたものではなく、公式FAQに載っている番号を使います。メモがあれば、窓口での説明もスムーズです。
委託先アララメッセージ経由の流出で、後から来る詐欺メールに備える
一番気をつけたいのは、このあとに届く詐欺メールです。メールアドレスとチケットの購入履歴がそろって外に出ると、本物そっくりのメールが作れてしまいます。たとえば「チケット返金のご案内」「ご利用予定日の確認」のような文面が考えられます。そこに実際に行った施設名が入っていたら、本物と見分けるのはかなり難しいです。
もし偽サイトでカード番号を入れてしまったら、すぐにカード会社へ連絡して、利用停止や再発行を相談してください。アソビューがカード情報を持っていないのは、あくまで今回の流出の話です。偽サイトに自分で入力した番号は、それとは別に盗まれてしまいます。
パスワードの使い回しも見直しておきたいところです。アソビューと同じパスワードを他のサービスでも使っているなら、使い回している側のパスワードを変えておきましょう。
問い合わせるときは、メールに書かれた電話番号やURLは使いません。公式サイトに載っている窓口を、自分で調べて連絡します。偽の窓口を書いた詐欺メールもあるからです。
まとめ
- 結論:原因は委託先(アララメッセージ)への不正アクセスです。流出したのはメールアドレス・会員情報・連絡先・チケットの購入・利用情報で、クレジットカード情報は対象外です。
- 次にやること:まず、送信元メールアドレスをアソビュー!ヘルプセンターの記載と照らし合わせます。次に、公式お知らせ(NEWS)とFAQを自分で開きます。最後に、マイページとチケット履歴を見ます。退会済みの人は、退会時期とメールの受信日をメモして、専用窓口(0120-30-3521)に確認します。
- 覚えておくこと:アソビューがメール・SMS・電話でパスワードやカード番号の入力を頼むことはありません。頼まれたら詐欺と判断して大丈夫です。
お詫びメールのリンクは開かずに、先に2つの確認を済ませておきましょう。アソビュー!ヘルプセンターの送信元アドレスとの照合と、マイページのチケット履歴の確認です。これだけで、あとから届く偽の「返金案内」にもだまされにくくなります。

