前までは使えていたのに、最新版に更新したらラインアプリが使えなくなった!
Android環境の場合はOSや機種バージョンの問題、3大キャリアのフィルタリング制限が原因かもしれません。
制限対象はLINEの他にもSNOW、amebaなども…。
解除する方法はないの?それって未成年だけ?
どうしたらフィルタリング制限を解除ができるのか、設定方法と一緒に注意点と理由についてみていきましょう。
フィルタリング制限解除が必要なのは未成年のみ
2019年4月2日から、未成年のAndroidユーザーがLINEを使うためには、保護者の許可が必要になりました。
制限がかかりLINEが使えなくなるという噂もありますが、もともとフィルタリング制限をかけていない人や、未成年ではない年齢の人には影響がありません。
制限の解除には、フィルタリング設定でLINEの使用を「許可する」に設定すれば使えます。
どうして保護者の許可が必要になったのか
これまではEMAという第三者機関の審査を受けることで、未成年でもLINEが使用できましたが、この審査をしていたEMAが解散したため認定が下りず、制限がかかるようになりました。
iPhoneの場合はこのフィルタリング制限には影響がなく、今まで通り使うことができます。
今回の対象はAndroidを使っている未成年ユーザーのみになります。
フィルタリング対象となり閲覧制限がかかるサービス一覧
フィルタリング制限の対象となっているのはLINEだけではなく、下記のサービスも対象です。
LINE@、SNOW、DAZN、SCHOOL OF LOCK!、ピクトリンク、プリキャン、755、dゲーム、dマーケット、dヒッツ、dマガジン、dミュージック、メディアプレイヤー、my daiz、iチャネル、スケジュール&メモ、dアニメストア、dTV、dTVチャンネル
3大キャリアでLINEを「許可」「解除」する方法
AndroidでLINEを使う場合、フィルタリング自体を解除する必要はありません。
個別の設定でLINEを「許可する」にするだけでOKです。
キャリアごとの設定の仕方は、公式のリンク先でチェックしてください。
【Softbank】で設定変更する
【au】で設定変更する
【docomo】で設定変更する
ソフトバンクは初期設定の段階で自動で設定されているため、改めて許可設定を行わなくても利用が可能です。
格安SIMでLINEを使う場合に注意したいこと
フィルタリング機能がない格安SIMの場合は何も設定しなくてもLINEを使うことができます。
しかし、フィルタリング付きの格安SIM「android版」の場合は、設定する必要があるのでご注意ください。
LINE内でWebサイトを閲覧するとフィルタリングがかからない
LINEを経由するとフィルタリングがかかっているサイトでも、閲覧可能になってしまいます。
そのため、他のサイトをフィルタリングしていても無効と同じ状態に。
防ぎようのないことですが、「利用時間帯の制限」や「友だちへの追加を許可をオフ」などで少し危険を減らすことができます。
Android版のOSや機種が古いとLINEは使えない
LINEのインストールができなかったり、インストールまではできたけれどアプリが起動しない、といったケースでは別の原因が考えられます。
スマホ本体の容量が不足していたり、使用しているスマホのOSが古くて対応していない場合です。
LINE公式のヘルプに推奨環境についての記載がありました。
Android 5.0以上Android OS 4.4 〜 4.4.4をご利用の場合、LINEバージョン 9.10.2まで利用できます。Android 4.4未満をご利用の場合、Google Play storeからのインストールはできません。なお、メーカーや携帯キャリアが提供するアプリストアをご利用の方は、以下のLINEバージョンまで利用できます。Android OS 4.1~4.3.1 :LINEバージョン 8.11.0まで
この場合はあきらめて機種変更するか、SDカードへデータを移行してメモリを空けるなどの方法で対処するしかありません。
まとめ
今回はLINEが閲覧できない時の原因と、制限かかる理由についてご紹介しました。
連絡をする手段として当たり前になりつつあるLINE。
使えないと不便なことも多いので、未成年のお子さんを持つ保護者の方もチェックしてみてくださいね。