GmailでYahoo!メールを開いたら、いつもの受信箱が更新されていなかった。画面には「認証情報が必要です」というエラーが出ている。パスワードを入れ直してもダメで、直し方が分からなくなる。そんな場面で困っている人向けの記事です。
結論から言うと、原因のほとんどは認証(ログインの仕組み)のやり方が変わったことです。むしろ設定を大きくいじる必要はありません。
この記事では、Yahoo!メールが受信できない原因と、GmailのPOP受信を元に戻す手順をまとめます。
GmailでYahoo!メールが受信できない主な原因
一番多いのは、認証のやり方が変わったことです。Yahoo!側のセキュリティ強化で、いつものログインパスワードがメール設定で使えなくなりました。代わりに「アプリパスワード」という専用のパスワードが必要になっています。
「認証情報が必要です」「ユーザー名またはパスワードが正しくありません」というエラーは、まさにこのサインです。パスワードが間違っているのではなく、種類が合っていないだけのことが多い。だからログインパスワードを何度入れても弾かれます。
もう一つ、Yahoo!メール側のアクセス制限が原因になることもあります。「海外からのアクセス制限」という設定がオンだと、外のアプリからの接続が止められる仕組みです。
まず見るのはYahoo!メール公式の障害情報と海外からのアクセス制限
設定をいじる前に、確認したい場所があります。Yahoo!メール公式の障害・メンテナンス情報です。サービス側で一時的にトラブルが起きているだけなら、こちらで直せることは何もありません。個人的にも、まずここを見るのが遠回りに見えて一番早いと思っています。
障害が出ていなければ、次はYahoo!メールの設定を見ます。チェックするのは2か所です。
- IMAP/POP/SMTPアクセスが「利用する」になっているか
- 海外からのアクセス制限が「無効」になっているか
この2つがどちらも許可の状態になっていないと、Gmailからの受信は通りません。制限が有効なら「無効」に切り替えます。
アプリパスワードを発行してGmailのPOP設定に入れ直す手順
ここが本題です。やることはシンプルで、パスワードを作り直して入れ替えるだけです。順番はこうなる。
- Yahoo! JAPANのアカウント設定から「セキュリティ」を開く
- 「外部接続」または「アプリパスワード」の項目を選ぶ
- 新しいアプリパスワードを発行する
- GmailのメールのPOP設定を開き、パスワード欄に発行したアプリパスワードを入力して保存する
発行したパスワードは、その場でしか表示されないことが多いです。メモしてから閉じたほうがいい。Gmailの設定は、パソコン版なら「設定」→「アカウントとインポート」→「他のアカウントのメールを確認」から開けます。
ここで大事なのは、いつものログインパスワードを入れないことです。ただし、それを入れても弾かれるだけで、アカウントが壊れるわけではありません。落ち着いてアプリパスワードに置き換えれば大丈夫です。
設定を直しても受信できないときの転送設定と反映待ち
パスワードを入れ直しても受信が戻らない。そんなときは別の設定を疑います。たとえばYahoo!メールの転送設定です。転送がオンだと、POP受信と一緒には使えない場合があります。転送が要らないなら、いったんオフにして試すといい。
もう一つ気をつけたいのが、反映までの時間です。設定を変えた直後は、すぐに反映されないことがあります。数分待ってから受信を試すと、あっさり通ることがある。
一方で、注意しておきたい点もあります。GmailのPOP3の「他のアカウントのメールを確認」機能は、Google側の仕様変更で今後使えなくなる可能性があります。今の直し方が、ずっと続く方法とは限らない点は覚えておくといい。
まとめ
迷ったら、パスワードの種類を思い出してください。ログインパスワードとアプリパスワードは別物です。
- 結論: 原因のほとんどは認証方式の変更で、Gmailにアプリパスワードを入れ直せば受信は戻る
- 次にやること: Yahoo!メール公式の障害情報→海外からのアクセス制限→IMAP/POP/SMTPアクセスの順に確認する
- 覚えておくこと: 通常のログインパスワードは使えず、Yahoo!側で発行したアプリパスワードが必要
詳しい手順はYahoo!メールヘルプ(メールソフトで送受信できない)でも確認できます。アプリパスワードの再設定と海外からのアクセス制限のオフ、この2つを押さえれば、GmailでのYahoo!メールのPOP受信はほぼ元に戻ります。

