Google マップのリスト機能に、フォルダやサブカテゴリを作れると思っている人は多いかもしれません。しかし、現在のところ、残念ながらその機能は提供されていません。
大量のスポットを保存しているユーザーや、旅行・グルメなど特定のテーマで場所を整理したいユーザーにとって、リストの階層化は切実な悩みですよね。リストの数が増えるほど、どこに何があるか分からなくなり、管理が煩雑になるのはよくある話です。
この記事では、Google マップのリスト機能におけるサブカテゴリの現状と、代替となる効果的な整理術について確認できる範囲で整理します。現状の仕様を理解し、あなたに合った方法を見つけるヒントになれば幸いです。
「Google マップ」の「リスト」にサブカテゴリ機能がない現状
まず、結論からお伝えすると、Google マップの標準リスト機能にはサブカテゴリ機能がありません。「保存済み」タブを開いてリスト構造を確認しても、リストの中にさらにフォルダを作成したり、階層化したりするメニューは存在しないのです。
「設定画面を探し回ったけれど、それらしい機能が見つからない」という経験がある方もいるでしょう。これは、そもそも機能が実装されていないためです。Google マップの公式ヘルプコミュニティでも、この機能が存在しないことが明言されています。ここがややこしいです。
そのため、リストの数が増えると管理が煩雑になるというユーザーの悩みは、Google マップの仕様が原因と言えます。旅行先ごとにリストを作っているけれど、その中で「観光」「食事」「宿泊」と分けたい、あるいは「東京のレストラン」というリストの中に「和食」「イタリアン」などのサブカテゴリを作りたいと考えても、現状では直接的な解決策がないのです。
「保存済み」の「リスト」を細分化して整理するコツ
サブカテゴリ機能がないとはいえ、工夫次第でリストを整理しやすくすることは可能です。最も手軽なのは、リストを細分化して複数作成し、命名規則を工夫する方法です。
具体的な手順は以下の通りです。
- 「保存済み」タブを開きます。
- 画面下部にある「新しいリスト」をタップ(またはクリック)します。
- リスト名に「カテゴリ名_詳細」のような命名規則で、細分化したリストを複数作成します。
例えば、「旅行_沖縄_観光」「旅行_沖縄_食事」「レストラン_東京_和食」「レストラン_東京_イタリアン」といった形です。リストが増えすぎると一覧性が下がるため、命名規則を統一するのがコツです。これにより、リスト名で並び替えられた際に、関連するリストがまとまって表示されやすくなります。
また、リストの「メモ」機能を活用するのも一つの手です。各リストのメモ欄に、そのリストが含むカテゴリ情報やキーワードを記載しておけば、後から検索する際の補助になります。完全に階層化できるわけではありませんが、検索性を補うという意味では有効です。
高度な整理なら「マイマップ」で「レイヤー」分け
通常のリスト機能では物足りない、より高度な階層管理や詳細な情報整理をしたい場合は、「マイマップ」の活用を検討しましょう。マイマップは、Google マップとは別のサービスですが、地図上に独自の情報を追加・整理できる強力なツールです。
利用手順は以下のようになります。
- PC版Google マップから「マイマップ」を開きます。
- 「新しい地図を作成」をクリックします。
- 地図内にスポットを追加し、「レイヤー」機能を使用して、カテゴリごとにグループ分けを行います。
マイマップは、通常のリストよりも高度な編集が可能です。例えば、旅行の計画で「観光スポット」「食事処」「宿泊施設」といったレイヤーを作成し、それぞれのレイヤーに異なるアイコンを設定したり、色分けしたりできます。これにより、視覚的に分かりやすい地図を作成し、特定のテーマで「スポット」を整理したいユーザーにとっては非常に有効な手段となるでしょう。
ただし、マイマップはPCでの操作性に優れている反面、スマホアプリでの操作性は通常のリスト機能に劣る場合があります。手軽にスポットを保存・閲覧したい場合は通常のリスト、じっくりと計画を立てたり、詳細な情報を整理したい場合はマイマップと、用途に応じて使い分けるのがおすすめです。
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まとめ
- Google マップの標準リスト機能には、サブカテゴリやフォルダを作成する機能は存在しません。
- リストを細分化し、「カテゴリ名_詳細」のような命名規則で複数作成するのが、現状の最も簡単な整理術です。
- より高度な階層管理や詳細な情報整理をしたい場合は、「マイマップ」の「レイヤー」機能を活用しましょう。
- スマホでの手軽な閲覧・追加は通常のリスト、PCでの詳細な計画・整理はマイマップと使い分けるのがおすすめです。
Google マップのリスト整理は、現状の仕様を理解し、命名規則や「マイマップ」の活用で工夫して乗り切るのがポイントです。
