ワイモバイルのIMAPパスワードは何を入力?

メールアプリを開いたら、「IMAPアカウントのパスワードを入力」という画面が出て止まった。いつも使っているパスワードを打っても、また同じ画面に戻ってくる。ワイモバイルを使っている人から、この相談がよく出ています。

困るのは、そもそも「何のパスワード」を聞かれているのかが画面に書いていないところです。契約したときの4桁の番号なのか、端末のロック解除用なのか。どれを入れても弾かれると、手が止まる。

この記事では、ワイモバイルメールでIMAPアカウントのパスワードとして何を入れればいいのか書きます。そのパスワードをどこで確認・再設定するのかも、順番に見ていきます。

IMAPアカウントのパスワードとして入れるのはYahoo! JAPAN IDのパスワード

先に結論を書きます。入力するのはYahoo! JAPAN IDのパスワードです。

ワイモバイルメール(@yahoo.ne.jpのアドレス)は、Yahoo! JAPAN IDと紐づいて動いています。メールの中身を管理しているのはYahoo!側です。だから標準メールアプリが聞いてくる「IMAPアカウントのパスワード」は、Yahoo! JAPAN IDにログインするためのパスワードになる。

ここで間違えやすいのが、My Y!mobile(契約内容を見るサイト)のログイン用4桁パスワードです。これはメールの認証には使いません。端末のロック解除用の暗証番号とも別物です。同じ「パスワード」という名前でも、役割がまったく違う。

ついでにIMAPという言葉も一行で言い換えておきます。サーバーにあるメールを、端末側から読みに行く方式のことです。

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なぜ急にワイモバイルメールでパスワードを聞かれるのか

昨日まで普通に使えていたのに、いきなり聞かれる。この場合、だいたい次のどれかに当てはまります。

  • Yahoo! JAPAN IDのパスワードを変えたのに、メールアプリ側が古いまま残っている
  • 機種変更をした直後で、アカウント情報の再認証が走っている
  • アプリやOSのアップデート後に、ログイン情報の確認が入った
  • 長い間メールアプリを開いておらず、ログイン状態の期限が切れた
  • Yahoo! JAPAN ID側でIMAP/SMTPアクセスの設定がオフになっている

一番多いのは、1つ目のパターンです。ブラウザ側でパスワードを変えても、メールアプリは自動でついてきてくれません。アプリの中には古い文字列が保存されたまま残る。それをサーバーに送るから、毎回はじかれて入力画面に戻される、という流れです。

見落としやすいのが最後の項目です。IMAP/SMTPアクセスというのは、外部のメールアプリからの接続を許可する設定のこと。これがオフだと、パスワードが完全に合っていても弾かれます。何度も打ち直しても入れません。そもそも入口が閉じている状態だからです。

なお、今回の症状について公式に不具合が出ているという発表はありません。サーバー側の障害を疑う前に、自分のアカウント設定を見たほうが早いです。

まずブラウザ版Yahoo!メールにログインできるか確認する

アプリの設定をいじる前に、やっておきたいことがあります。ブラウザ(SafariやChrome)でYahoo!メールを開いて、ログインできるかを試すことです。

これをやる理由は切り分けです。パスワードそのものが生きているのか、それともアプリ側の登録情報だけが古いのか。この2つは対処が変わります。個人的にも、まずブラウザで入れるかを見るのが一番手っ取り早いと思っています。

結果の読み方はシンプルです。

  • ログインできた場合:パスワードは正しい。アプリ側の情報が古いだけなので、アプリの設定を書き換えれば直る
  • ログインできない場合:Yahoo! JAPAN IDのパスワード自体を再設定する必要がある
  • ログインはできるがメールアプリだけ弾かれる場合:IMAP/SMTPアクセスの設定を疑う

ログインできたら、そのままYahoo! JAPAN IDの「ログインとセキュリティ」を開いてください。ここでパスワードの状態が見られます。IMAP/SMTPアクセスがオンになっているかも同じ画面で分かる。オフになっていたら、オンに切り替えます。

パスワードを再設定してメールアプリ側を更新する手順

ブラウザ版Yahoo!メールにログインできなかった人は、こちらの流れになります。やることは3ステップです。

  1. ブラウザでYahoo! JAPANにログインし、「ログインとセキュリティ」を開く
  2. パスワードが分からなければ、その画面から再設定する
  3. メールアプリの設定を開き、該当アカウントのパスワードを新しいものに入れ直す

手順2の再設定では、本人確認が入ります。登録してあるメールアドレスやSMS(ショートメール)に確認コードが届く形です。ここで受け取る連絡先が古いままだと、途中で止まります。そのときは先に連絡先の更新から進めることになる。

手順3が抜けやすいところです。新しいパスワードを決めただけでは、メールアプリは古いままです。アプリのアカウント設定を開いて、自分でパスワード欄を書き換える。この作業をしないと、また同じ入力画面が出てきます。

設定を保存したあと、すぐに送受信が通らないこともあります。反映まで少し間が空くので、数分おいてからもう一度試すくらいでちょうどいい。

それと、同じパスワードを何度も打ち直すのはやめたほうがいいです。連続で失敗すると、アカウントにロックがかかることがあります。2回か3回試してダメなら、そこで手を止めてブラウザ側の確認に戻る。この判断ができると遠回りになりません。

パスワードを更新しても直らないときの最後の確認点

新しいパスワードを入れ直したのに、まだ同じ画面が出る。そのときは、メールアプリのアカウント設定を一度削除して登録し直す方法があります。設定の中身が壊れていると、上書きだけでは直らないからです。

削除する前に知っておきたいのは、メールの本体はサーバー側に残るということ。IMAPはサーバーのメールを読みに行く方式です。だからアカウントを消しても、受信済みのメールが消えるわけではありません。とはいえ、端末の中だけに保存されていた下書きは消える場合があります。書きかけのメールがあるなら、先にどこかへ控えておくと安心です。

もうひとつ。iOSの標準メールとAndroidの標準メールでは、設定画面の並びが違います。メーカーによっても名前が変わる。「アカウント」「メールアカウント」「サーバー設定」など、近い言葉を探して読み替えてください。呼び方が違うだけで、やることは同じです。

ここまでやってダメなら、もう一度「ログインとセキュリティ」を開きます。IMAP/SMTPアクセスがオンかを見直してください。パスワードに気を取られて、この設定を素通りしているケースが多い。むしろ、こちらが原因だったという例のほうが解決は早いです。画面の並びは、Yahoo! JAPANヘルプセンターの「標準メールアプリでの利用」ページに載っています。ワイモバイルのメール設定情報ページも参考になります。

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まとめ

パスワードの正体さえ分かれば、あとは順番の問題です。

  • 結論:IMAPアカウントのパスワード欄に入れるのはYahoo! JAPAN IDのパスワード。My Y!mobileの4桁パスワードではない
  • 最初にやること:ブラウザ版Yahoo!メールにログインできるか確認する。パスワードが生きているかの切り分けになる
  • 入れなかったとき:Yahoo! JAPAN IDのパスワードを再設定する。そのあとメールアプリ側も新しいパスワードに入れ直す
  • 落とし穴:パスワードが合っていても、IMAP/SMTPアクセスの設定がオフだと弾かれる
  • これからのために:Yahoo! JAPAN IDのパスワードを変えたら、標準メールアプリ側の設定も一緒に直す

ワイモバイルメールで確認する場所は2か所だけです。Yahoo! JAPAN IDのパスワードと、「ログインとセキュリティ」のIMAP/SMTPアクセス。ここさえ合っていれば、また元通り送受信できます。

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