iOS 26.5にアップデートしてから、画面が真っ暗になってリンゴマーク(Appleロゴ)から再起動を繰り返す症状が出ています。原因はひとつではありません。対処の順番を間違えると、データを失うことになる。
この記事は、iOS 26.5にアップデートした直後からiPhoneが動かなくなった人、充電中に放置していたらリンゴマークが点滅し続けている人、しばらく使ったあとに再起動がループし始めた人に向けて書いています。
読み終わるころには、強制再起動の正しい手順、リカバリーモードでのソフトウェアアップデートの進め方、ストレージ容量とバッテリーの見直し方が分かるようになります。
iOS 26.5アップデート後のリンゴループで起きていること
「リンゴループ」とは、Appleロゴが出ては消え、また出るという起動の繰り返しのことです。画面が真っ暗な状態とAppleロゴの表示が、何度も入れ替わります。ホーム画面までたどり着かないので、操作も受け付けない状態になる。
パターンはいくつかあります。アップデート直後からそのまま起動不能になる流れが一番多いです。ただ、一度はホーム画面まで立ち上がっても、アプリを開いた瞬間に突然電源が落ちるケースもあります。共通しているのは、iOS 26.5へのアップデートをきっかけに発生している点です。
考えられる原因と、やりがちな勘違い
一番うたがわしいのは、iOSアップデートの失敗によるシステム破損です。ダウンロードや書き込みの途中で通信や電源が切れると、起動に必要なファイルがそろわなくなります。結果として、毎回起動の途中で止まってしまう。
次にあるのが、ストレージ容量の極端な不足です。アップデートの作業領域や、起動時の一時ファイルを置く場所が足りないと、処理が途中でこけてループに入ります。ただし、容量だけで全部が説明できるわけではありません。
もう一つはバッテリーの劣化です。起動時には一瞬だけ強い電力が必要になります。最大容量が大きく下がっていると、その電圧に耐えられず、勝手に電源が落ちることがある。
勘違いしやすいのはここです。
- 強制再起動を試さずに、いきなり初期化(データ消去)に進んでしまう
- バッテリー劣化の可能性を見ずに、システム不具合だけを疑う
- アップデート中に通信や充電が切れたことを軽く見てしまう
順番を飛ばすと、戻せたはずの写真や連絡先まで消えることになる。
まず試したい強制再起動の正しい手順
- 音量を上げるボタンを押して、すぐに放す
- 音量を下げるボタンを押して、すぐに放す
- Appleロゴが表示されるまで、サイドボタン(電源ボタン)を長押しする
この3ステップが、Face ID搭載のiPhoneで使う強制再起動の手順です。ポイントは「すぐに放す」を守ること。長押ししてしまうと、別の操作になってしまいます。
サイドボタンの長押しは、Appleロゴが出るまで続けます。スライダーが途中で出てきても、指は離さない。10秒前後かかることもあるので、少し長めに押し続けるイメージで大丈夫です。
個人的には、まず強制再起動を一度きちんと試すのが最短ルートだと思います。データを残したまま直る可能性があるのは、ここだけです。なお、ホームボタン付きのモデルなど機種ごとに手順が違うので、自分のモデル名を一度確認してください。
直らないときのリカバリーモードでのアップデート
強制再起動を何度かやってもリンゴループが止まらない場合、次はリカバリーモードでのソフトウェアアップデートに進みます。やることはシンプルで、4つだけ。
- iPhoneをパソコン(MacまたはWindows)にケーブルでつなぐ
- MacならFinder、WindowsならiTunesを起動する
- つないだまま、さっきの強制再起動と同じ手順を行う(Appleロゴが出てもサイドボタンを離さず、リカバリーモード画面が出るまで押し続ける)
- パソコン側に出たメッセージで「アップデート」を選ぶ
ここで一番大事なのは、「アップデート」と「復元」の違いです。アップデートはデータを残したままiOSを入れ直します。一方で復元は、中身を全部消してから工場出荷の状態に戻す処理です。順番を間違えると、写真もLINEのトークも消えてしまう。
まずは「アップデート」を選ぶ。これで直ればデータはそのままです。ただし、途中でケーブルが抜けたり、パソコン側がスリープに入ったりすると失敗します。作業中はパソコンの電源とケーブルの接続を触らないでください。
アップデート前後で見直したいストレージ容量とバッテリー
復旧できたあとは、同じことが起きないように足元を見直します。まずストレージ容量です。「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で、空きを確認できます。大きなアップデートを当てるときは、ある程度の余裕があるほうが安全です。
次にバッテリーの最大容量です。「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で見られます。最大容量が大きく下がっていると、起動時の電圧降下で再起動が起きることがある。気になる数値ならバッテリー交換も視野に入ります。
アップデートそのものの環境も振り返ってください。Wi-Fiが途中で切れていなかったか。充電ケーブルが抜けていなかったか。低電力モードのまま当てていなかったか。むしろここを直すほうが、再発防止には効きます。
それでも判断がつかないときは、Appleサポートの「iPhone や iPad が起動しない場合」のページで、自分の機種の手順を照らし合わせてください。URLは https://support.apple.com/ja-jp/HT201412 です。
まとめ
最後に、今日のポイントを短くまとめます。
- 結論: iOS 26.5後のリンゴループは、まず機種に合った強制再起動から試す
- 次にやること: 直らなければパソコンに接続し、リカバリーモードで「復元」ではなく「アップデート」を選ぶ
- 覚えておくこと: ストレージ容量とバッテリー最大容量も再発の引き金になる
iOS 26.5のリンゴループは、強制再起動とリカバリーモードでのソフトウェアアップデートを順番に試すのが、データを残したまま復旧できる近道です。

