@の後に自分の名前が書いてあるメッセージが送られてきたんだけど、これって何?
それは「メンション機能」というもので、複数の人や特定の相手を指定してメッセージを送信することが出来る便利な機能ですよ。
なにそれ!僕も使ってみたいけど、どうやったらいいの?
それでは、詳しく説明していきますね。
LINEのメンション機能とは?
LINEのグループトークで話をしていると、自分の質問が他の会話に紛れてしまって自分へのメッセージに気付けないことがありますよね。
そんな時に便利なのが『メンション機能』です。
メンションとは英語で「ちょっと触れる」「名前を挙げる」という意味ですが、LINEでは「指名して話しかける」といった意味合いで使われています。
この機能を使うと画像のように『@名前』と表記されるので、誰から誰に向けたものなのかとても分かりやすくなります。
この機能はグループトークやタイムラインでも使うことができ、通常のトーク通知とは別の通知が届くようになるので、大勢が参加しているルームでもメッセージを見つけてもらいやすくなります。
文中や文末にも入力できますし、一人だけでなく複数人を指名することも可能です。
グループトークでのメンションのやり方
次に「メンション機能」のやり方について説明していきます。
グループトーク内で @ を入力してください。
そうすると、そのグループに参加している人の一覧が出てくるので、指定したい人の名前をタップします。
入力欄へ正常に反映されていれば「@」が青色で表示されます。
あとはそのまま文章を打って送信すれば、特定の相手を指名したメッセージが送られます。
二人以上を指定したい場合には、続けて @ を入力すれば複数指名することができます。
上記以外の方法でも、トーク画面に表示されているプロフィール画像の横の名前をタップしても簡単にメンションすることができます。
二人以上を指名したい場合には、「@」を入力して参加メンバーの一覧を出した方がやりやすいかもしれませんね。
グループトークでメンションを受け取った側の表示は?
メンションを受けた側にはどのような表示・通知があるのか気になりますよね。
グループトークで指名されると、緑色のトーク通知とは別に「メンションされました」という通知が届きます。
LINEの通知をONにしていれば、受け取った側のホーム画面にもプッシュ通知が届きます。
メンションの通知範囲については、こちらの記事をご覧ください。
LINEの表示名を変更している場合のメンションはどうなる?
「@名前」の部分は自分で登録している名前で表示されるので、相手の名前をLINE上で変更していても変更後の名前で届くことはありません。
タイムラインでのメンションのやり方
タイムラインの投稿やコメント欄でも、このメンション機能を使うことが出来ます。
やり方はグループトークでのやり方と同じで、@ を入力したらメンションしたい相手を選択します。
こちらもトークと同じく、複数人を指名することが出来ます。
タイムラインでメンションを受け取った側の表示はどうなる?
メンションされると、タイムラインにはこのような新着通知が届きます。
タイムラインから左上をタップし、新着一覧で確認することができます。
これで自分宛てのメッセージを見逃す心配はありませんね。
タイムラインでメンションを使うときの注意点
タイムラインでのメンションには注意すべき点があります。
それは公開設定です。
もしタイムラインの投稿設定が全体公開になっている状態でメンションすると、自分の投稿からたどってきた無関係の人からも「@」で指定されたユーザーのホーム画面を見ることが出来るのです。
ホームからメッセージを送ることや友だちの追加はできませんが、知らない人には見られたくないという人もいますよね。
公開設定を 全体公開 ではなく すべての友だち にするなど、ちょっとした配慮が必要かもしれません。
メンション機能が使えない原因と解決策
「@」を入力しても一覧に名前が出てこない人がいる場合があります。
できない原因とそのパターンをいくつか紹介します。
グループトークにいるメンバーを友だち追加していない
同じグループで会話をしていても、その人を個別に友だち追加していないと指名することができません。
解決策としては、その人を友だち追加するだけです。
相手がそのグループトークに参加していない
ルームに参加しないと、会話を見ることも送信することもできません。
当然ながらメンションも使えないので、そのグループトークに参加すれば出来るようになります。
自分が相手をブロックしている
参加しているメンバーの誰かをブロックしても、トークルームに参加していれば問題なく話すことはできますが、ブロック相手へ個別にLINEを送ることや、指名ができなくなります。
この場合は、相手のブロックを解除すれば元通りできるようになります。
相手が自分をブロックしていてもメンションは可能です。
相手がグループを退会している
グループトークを退会した人を指名して文章を送ることはできません。
グループを退会すると「○○が退会しました」と出るのでそこを確認してみてください。
この解決策としては、もう一度そのグループに招待して参加してもらいましょう。
何らかの理由で退会した場合は参加してもらえない可能性もあるので、その人へ個別にLINEを送ると良いでしょう。
まとめ
今回は、メンション機能の基本の使い方についてご紹介しました。
大人数でのグループトークではメッセージのやり取りも多く、自分が送信した会話が埋もれてしまうことって結構ありますよね。
そんな時にこそ役立ってくれるとても便利な機能だと思います。
みなさんもぜひ活用してみてください。