「LINEアカウントの再認証が必要です」「48時間以内に認証しないとアカウントが停止されます」――こんなメールが届いて不安になっていませんか?
結論から言うと、そのメールは詐欺(フィッシング詐欺)の可能性が非常に高いです。LINEが「再認証」をメールで求めることはありません。この記事では、詐欺メールの見分け方と、万が一リンクを開いてしまった場合の対処法を解説します。
LINEを装った詐欺メールの特徴5つ
以下の特徴に1つでも当てはまれば、詐欺メールと判断してください。
1. 送信元アドレスがLINE公式ではない
LINE公式のメールアドレスは @line.me です。それ以外のドメイン(例:@line-support.com、@line-verify.jpなど)はすべて偽物です。
ただし、送信元アドレスは偽装が可能なため、@line.meと表示されていても安心はできません。他の特徴と合わせて判断してください。
2.「○時間以内」と期限を切って焦らせる
「24時間以内」「48時間以内」に対応しないとアカウントが停止される――これは典型的なフィッシング詐欺の手口です。焦らせてリンクをクリックさせるのが目的です。
LINEが本当にアカウント制限をかける場合は、アプリ内で直接通知されます。メールだけで期限付きの対応を求めることはありません。
3. リンク先のURLがLINE公式ではない
メール内のリンクをタップせずに長押しして、URLを確認してください。LINE公式のURLは以下のいずれかです。
https://line.me/...https://account.line.biz/...
これ以外のURL(特に見慣れない英数字の羅列や、微妙に違うスペルのドメイン)は偽サイトです。
4. 日本語が不自然
機械翻訳のような不自然な敬語、句読点の打ち方がおかしい、全角半角が混在している――こうした特徴があれば詐欺メールの可能性が高いです。ただし、最近はAIを使った自然な日本語の詐欺メールも増えているため、日本語が自然だからといって安全とは限りません。
5. LINEアプリ内に同じ通知がない
最も確実な見分け方です。LINEアプリを開いて、「ホーム」→ 上部の「お知らせ」(ベルアイコン)を確認してください。ここに同じ内容の通知がなければ、メールは偽物です。
LINEが重要な通知を行う場合は、必ずアプリ内でも通知されます。メールだけで来ることはありません。
詐欺メールが届いたらやること
リンクを開いていない場合
- メールを削除する
- 送信元アドレスを迷惑メールとしてブロックする
- それ以上何もしなくてOK
メールを開封しただけでは被害は発生しません。安心してください。
リンクを開いてしまったが、情報は入力していない場合
- そのページをすぐに閉じる
- ブラウザの履歴・キャッシュを削除する
- 基本的にはこれで問題なし
リンクを開いただけなら、個人情報が漏れることはほとんどありません。ただし、不安な場合はパスワードを変更しておくと安心です。
パスワードやメールアドレスを入力してしまった場合
すぐに以下の対処を行ってください。
- LINEのパスワードを変更する:LINEアプリ →「設定」→「アカウント」→「パスワード」→ 新しいパスワードを設定
- ログイン中の端末を確認する:「設定」→「アカウント」→「ログイン中の端末」→ 知らない端末があればログアウト
- 他サービスで同じパスワードを使っている場合は変更する:メール、SNS、ネットバンキングなど
- 二段階認証をオンにする:「設定」→「アカウント」→「Webログインの二要素認証」をオン
クレジットカード情報を入力してしまった場合
- カード会社に連絡して利用停止・再発行を依頼する(カード裏面の電話番号に連絡)
- 不正利用がないか明細を確認する
- 必要に応じて警察のサイバー犯罪相談窓口に相談する
LINE公式の本物の連絡方法
LINEが本当にアカウントに関する重要な連絡をする場合の方法は、以下の通りです。
- LINEアプリ内の通知(お知らせ):最も一般的な連絡方法
- LINE公式アカウント「LINEセキュリティ」からのメッセージ:トーク画面にLINE公式から届きます
- メール(@line.me):送られることはまれで、必ずアプリ内にも同じ通知があります
「メールだけで通知が来て、アプリ内にはない」という状況は、100%詐欺です。
今後の詐欺メール対策
- メールのリンクからログインしない:LINEにアクセスする場合は、必ずアプリから直接開く
- 迷惑メールフィルターを強化する:キャリアメールやGmailの迷惑メール設定を確認
- LINEのパスワードを定期的に変更する:他のサービスと同じパスワードを使い回さない
- 二段階認証を有効にする:万が一パスワードが漏れても、不正ログインを防げます
まとめ
- 「LINE再認証が必要」メールはほぼ100%詐欺
- 見分け方:LINEアプリ内の「お知らせ」に同じ通知がなければ偽物
- リンクを開いていない → 削除してブロックすればOK
- 情報を入力してしまった → すぐにパスワード変更+ログイン端末確認
- カード情報を入力してしまった → カード会社に即連絡
不審なメールが届いたら、まずLINEアプリを直接開いて確認する習慣をつけましょう。メールのリンクからアクセスしない、これが最大の防御策です。

