ニュースタブを開いたのに、画面が真っ白のまま止まる。いつまでも記事が出てこない。そんなとき、多くの人がまずアプリの再インストールを考えます。ただ、そこから手を付けるのはかなり遠回りです。
トーク画面は普通に動くのに、ニュースタブだけがやたら遅い。この症状には、通信環境やアプリ内にたまったデータなど、先に見るべき場所があります。
ここでは、LINEのニュースタブが遅い・出てこないときの確認場所を、試す順番に並べました。Androidだけに関わる項目や、「遅い」ではなく「そもそもタブが無い」ケースの見分け方もまとめています。
LINE NEWSが真っ白・遅いときに起きていること
まず、症状は大きく3つに分かれます。画面が真っ白のまま何も出ない。文字は出るのに画像だけ遅れて出る。タブの切り替え自体が極端に遅い。この3つは原因の当たりが少しずつ違ってきます。
ニュースタブの中身は、トークのようにアプリの中だけで完結していません。外側のサーバーから記事や画像を読み込んで表示する作りになっている。だからトークは普通に送れるのに、ニュースタブだけ止まるということが起きます。
今のところ、この現象がLINE公式から不具合として発表されている状況ではありません。つまり、まず疑うのは自分の端末側です。
そして、いきなりアンインストールと再インストールを試すのはおすすめしません。トーク履歴の引き継ぎ準備やログインのやり直しが発生します。手間のわりに、直らなかったときの戻りが大きくなる。
最初に見るのは通信環境。Wi-Fiとモバイルデータを切り替える
- Wi-Fiにつないでいるなら、いったんオフにしてモバイルデータ通信で開く
- モバイルデータ通信で使っているなら、逆にWi-Fiにつなぎ直す
- 切り替えたあと、LINEを一度閉じてから開き直す
電波の弱い場所や、電車で移動している最中は、つながったり切れたりを繰り返します。ニュースタブは外から中身を取りに行くので、この影響をまともに受ける。トークは軽いデータなので先に届き、ニュースだけ真っ白に見えることになる。
個人的には、設定をあれこれいじる前に通信を疑ったほうが早いと思っています。切り替えた直後はすぐ表示が戻らないこともあります。数十秒ほど待ってから、もう一度タブを開いてください。
キャッシュ削除は「設定>トーク>データの削除」から
通信を切り替えても変わらないなら、次はアプリの中にたまったデータです。LINEを長く使っていると、一度読み込んだ画像や記事の一時データ(キャッシュ)が積み重なっていきます。この量が増えると、読み込みそのものが重くなる。
- LINEの「ホーム」タブ右上の設定(歯車のマーク)をタップ
- 「トーク」を選ぶ
- 「データの削除」をタップ
- キャッシュの「削除」ボタンをタップ
ここで大事な点をひとつだけ。このキャッシュ削除で、トーク履歴や保存した写真が消えることはありません。消えるのは一時的にためていた表示用データだけです。
消したあとは、次に開いたときの読み込みが少し遅く感じます。データを取り直しているだけなので、これは正常な動きになる。LINEの公式ガイドでも、動作が重いときの対処としてキャッシュ削除が案内されています。
AndroidシステムのWebViewとChromeの更新も見る
Android端末を使っている人は、もう1か所あります。「AndroidシステムのWebView」という部品です。これはアプリの中でWebページを表示するための仕組みで、ニュースタブの表示にも関わってきます。
ここが古いままだと、アプリ本体は動くのにWeb部分だけ崩れる、止まるといったことが起きます。ふだん自分で開くアプリではないので、更新が止まっていても気づきにくい。
- Google Playストアを開く
- 右上のアカウントアイコンをタップ
- 「アプリとデバイスの管理」を選ぶ
- 「AndroidシステムのWebView」と「Chrome」に更新があれば実行する
- ついでにLINEアプリのアップデートとOSの更新も確認する
一方で、iPhoneにはWebViewを個別に更新する項目がありません。iPhoneの場合はLINEアプリとiOSが最新かどうかを見れば十分です。
見落としやすい2つ:通話/ニュースタブ表示とブロック設定
- 設定→「通話」→「通話/ニュースタブ表示」が「ニュース」になっているか
- 「LINE NEWS」の公式アカウントをブロックしていないか
LINEでは、画面下のタブを「ニュース」と「通話」で切り替えられます。ここが通話側になっていると、ニュースタブは表示されません。読み込みが遅いのではなく、最初から出ていない状態になる。
もうひとつが公式アカウントのブロックです。整理のつもりで「LINE NEWS」をブロックしていると、ニュースの受け取りに影響します。心当たりがあれば、ブロックリストを開いて確認してください。
この2つは「遅い」と混同されやすい症状です。タブそのものが見当たらないときは、通信やキャッシュを触る前にここを見たほうが早いです。
それでも直らないときの試す順番と問い合わせ先
ここまでの内容を、試す順番に並べ直します。通信の切り替え、LINEアプリの再起動、キャッシュ削除、AndroidシステムのWebViewとChromeの更新、最後に通話/ニュースタブ表示の設定。この順番なら、手間の軽いものから片づけられます。
端末そのものの再起動は、途中で1回はさむ程度で十分です。何度も繰り返しても、結果はあまり変わりません。むしろ同じ操作を続けるより、次の項目に進んだほうがいい。
全部やっても直らない場合は、公式のページから状況を報告できます。動作が重いときの対処はLINEみんなの使い方ガイド(重いLINEを軽くする)に、ニュース側の不具合報告はLINE NEWSを正常に利用できません/不具合を見つけましたにまとまっています。
なお、特定のアップデート直後に起きた一時的な不具合なのかどうかは、公式の発表がない限り断定できません。同じ日に多くの人が同じ症状を報告しているなら、しばらく待つ判断もありです。
まとめ
ニュースタブだけが遅いという症状は、原因の候補がそれほど多くありません。順番さえ間違えなければ、短い時間で片がつきます。
- 結論:ニュースタブの遅さは、通信環境とキャッシュのたまりすぎで説明がつくことがほとんどです
- 次にやること:Wi-Fiとモバイルデータ通信を切り替えたあと、設定>トーク>データの削除でキャッシュを消す
- 次にやること:Androidなら「AndroidシステムのWebView」とChromeの更新をGoogle Playストアで確認する
- 覚えておくこと:キャッシュ削除でトーク履歴や写真は消えないので、再インストールより先に試していい
- 覚えておくこと:タブが「遅い」ではなく「無い」なら、設定>通話>通話/ニュースタブ表示を見る
LINE NEWSが読み込めないときは、通話/ニュースタブ表示の設定とキャッシュ削除、AndroidシステムのWebViewの更新、この3か所を順に見れば大体たどり着きます。

