Pinterestを開くと「問題が発生しました」とだけ出る。画面が真っ白で、フィードがリロードを繰り返す。そんな時、「自分のアカウントだけ止められたのかも」と思いがちです。
とはいえ、実は違うことが多い。端末側か、Pinterest側の一時的な不調が原因になっているケースがほとんどです。
この記事では、エラーが「自分だけなのか」「全体の障害なのか」を切り分ける順番と、アプリ版・ブラウザ版それぞれで先に試す対処を整理します。
Pinterestで「問題が発生しました」が出る時のよくある症状
出方は1パターンではありません。今回の不具合では、いくつかの典型的な症状が報告されています。
一番多いのは、ホームを開いた瞬間に「問題が発生しました」と表示されるケースです。再読み込みボタンを押しても、同じ画面に戻ってしまう。続いて多いのが、フィードが永遠にロード中のままになり、画像が一切表示されないパターンになる。
一方で、ログイン画面とホーム画面の間でループしてしまい、何度パスワードを入れてもログインし直しを求められる症状もあります。保存ボタン(ピンを保存するボタン)が反応しない、検索結果が真っ白、といった部分的な不具合も同じ仲間です。
アプリ版とブラウザ版で出方が違う点も知っておくと役立ちます。アプリ版では起動直後にエラーが出やすく、ブラウザ版ではログイン後の特定ページだけ崩れることがある。どちらで出ているかをまず把握すると、後の切り分けが楽になります。
自分だけなのか障害なのかを切り分ける順番
原因を探る前に、まずやることがあります。Pinterest側の障害かどうかを最初に確認することです。ここを飛ばして端末ばかり触ると、原因がまったく違う場所にあった、ということになる。
個人的には、まず「DownDetector」を開きます。Pinterest全体で障害報告が増えていれば、こちらで何をしても直りません。
次に、別のデバイスや別の回線で同じ現象が出るかを試します。順番はこうなります。
- DownDetector等の障害情報サイトで、Pinterestの報告数を確認する
- スマホアプリで出ているなら、PCのブラウザ版で同じアカウントを開く
- ブラウザ版で出ているなら、スマホアプリでログインしてみる
- Wi-Fiとモバイル回線を切り替えて、回線側の影響を見る
この4つで、原因が「サービス全体」「自分の端末」「自分の回線」のどこにあるかが大体わかります。
アプリ版Pinterestのエラーで先に試す対処
アプリ側に原因がありそうなら、順番に試す手があります。
- アプリを完全に終了して、再起動する
- App StoreやGoogle Playで、最新バージョンへアップデートする
- アプリのキャッシュを削除する(Androidは「設定」→「アプリ」→「Pinterest」→「ストレージ」→「キャッシュを削除」)
- ログイン情報をクリアして、IDとパスワードを手入力で入れ直す
- VPN(通信を別の国経由にする仕組み)を使っている場合は、一度オフにする
とくに効きやすいのが、キャッシュ削除と再ログインです。アプリ内に古いデータが溜まると、サーバーとの整合性が合わずにエラーが出ます。iPhoneにはキャッシュだけ消す機能がないので、アプリを一度削除して入れ直す方法になる。
自動入力の誤りを避けるため、ログイン情報は手入力で確認するのがおすすめです。パスワード管理アプリが古い情報を渡していて、毎回はじかれていた、というのも案外あります。
ブラウザ版Pinterestが読み込めない時の確認ポイント
PCのブラウザだけで出る場合は、原因の場所が変わります。よくあるのは、ブラウザに残ったキャッシュとCookie(ログイン情報などの小さなデータ)が古くなっているケースです。
Chromeなら「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの削除」から、キャッシュとCookieにチェックを入れて消します。期間は「全期間」にすると確実です。消した直後はログインし直しが必要になる。
もうひとつ見落としがちなのが、ブラウザの拡張機能です。広告ブロック系(AdBlockやuBlock Originなど)がPinterestの読み込みを止めてしまうことがあります。一度すべてオフにして、ページを再読み込みしてみてください。
切り分けに便利なのがシークレットウィンドウです。シークレットモードでは拡張機能が基本オフになるので、これで普通に開けたら原因は拡張機能側だと分かる。それでもダメなら、Chromeで出ていたエラーがEdgeでも出るか、別のブラウザでも確認します。同じならPinterest側、片方だけならブラウザ側、と判断できます。
やりがちな失敗とやらなくていいこと
エラーが続くと、つい新しいアカウントを作り直したくなります。ただし、これは最後の手段にしたほうがいいです。一時的な障害だった場合、新しいアカウントを作っても同じエラーが出るだけ。元のアカウントに溜めたボードやピンも引き継げません。
通信環境のチェックも後回しにされがちです。Wi-Fiの調子が悪いだけで、Pinterestだけ重く感じることもあります。モバイル回線に切り替えて開けるなら、原因はWi-Fi側です。
拡張機能の影響も見落とされやすいポイントになる。普段から入れっぱなしの広告ブロックが、ある日のアップデートでPinterestと相性が悪くなる、ということがあります。エラーが出始めた時期と、拡張機能の更新時期を見比べると当たりがつきやすいです。
もうひとつ。「アカウントが凍結されたのでは」と不安になる人も多いですが、一時的な障害との見分けは、公式からの通知がない限りは公表されていません。メールやアプリ内の通知に凍結の連絡が来ていなければ、まずは障害と端末側を疑うほうが現実的です。
まとめ
整理すると、Pinterestのエラーは原因の場所さえつかめれば対処できます。
- 結論:Pinterestのエラーは「障害」「アプリ側」「ブラウザ側」のどれかに絞れる
- 次にやること:DownDetectorで障害確認→別デバイスで再現確認→キャッシュ/Cookie削除や拡張機能オフの順で進める
- 覚えておくこと:アカウント再作成は最後の手段。公式の通知がないうちは凍結と決めつけない
Pinterestで「問題が発生しました」が出たら、障害の確認→アプリのキャッシュ削除→ブラウザ版のCookie削除と拡張機能オフ、この順で進めると原因が見えやすくなる。

