古い写真をデジタル化しようとフォトスキャン by Google フォトを開いたら、自分の顔が映った。背面カメラで写真を撮りたいのに、内カメ(インカメラ)で立ち上がってしまう。そんな状態で止まっている人向けの記事です。
先に結論から言うと、原因はアプリの中の切り替えスイッチではないことが多い。まず見る場所は、だいたい決まっています。
この記事では、フォトスキャンで内カメになる時の見直しポイントを、上から順番に並べていきます。名前が少し違う項目が出てきても、たどり着けるように書いておきました。
フォトスキャンでインカメラになるのはなぜ?
症状はシンプルです。アプリを開くと、背面カメラではなくインカメラが先に出る。スキャンしたい古い写真ではなく、自分の顔が画面いっぱいに映る状態になる。
ここで多くの人が、アプリの中にカメラの向きを変えるスイッチがあると思い込んで探し始めます。ただ、フォトスキャンのスキャン画面は「撮る」「4つの点をなぞる」という流れが中心で、切り替え操作は目立ちません。探しても見つからず、時間だけがかかってしまうことがある。
影響しているのは、端末側のカメラの状態です。一部のスマホは、最後に使ったカメラの向きを覚えておく作りになっている。その記憶がフォトスキャンの起動時に引き継がれて、内カメのまま開いてしまう。だから、アプリを疑う前に端末の状態を見るほうが早いです。
なお、特定の機種だけで起きる既知のバグかどうかは公表されていません。公式が「この機種で起きる」と言っていない以上、自分の端末側から一つずつ切り分けるのが確実になる。
まず試すこと:アプリと端末の再起動
最初にやることは3つだけ。どれも数分あれば終わります。
- フォトスキャンを履歴からスワイプして、完全に閉じてから開き直す
- 端末そのものの電源を切って、もう一度入れ直す
- 標準のカメラアプリを開いて、背面カメラがちゃんと映るか確認する
アプリを閉じるときは、ただ画面を戻すだけでは足りません。最近使ったアプリの一覧を出して、フォトスキャンをスワイプで消す。バックグラウンド(裏で動いたまま)に残っていると、内カメの状態を引きずることがあるからです。
個人的には、アプリの再起動より先に端末の再起動を試したほうが、あっさり直った印象があります。標準カメラで背面がきれいに映るなら、端末のカメラ自体は正常だと分かる。そこで初めて、原因をアプリ側に絞れます。端末のカメラの調子とアプリの不具合を、ごちゃ混ぜにしないことが大事になる。
カメラ権限とキャッシュ削除を確認する
再起動で戻らないなら、次はカメラ権限とキャッシュを見ます。設定→アプリ一覧→フォトスキャン、の順で開いてください。ここまで来れば、ほとんどの確認はこの画面で済みます。
まず「権限」という項目を開いて、カメラが許可になっているか確認します。ここがオフだと、カメラそのものが正しく動きません。「許可」か「アプリの使用中のみ許可」になっているかを見る。次に「ストレージとキャッシュ」を開いて、キャッシュ削除を押します。キャッシュ(アプリが一時的にためたデータ)が壊れていると、起動時の動きだけおかしくなることがある。
- 設定を開き、アプリ一覧からフォトスキャンを選ぶ
- 「権限」でカメラが許可になっているか確認する
- 「ストレージとキャッシュ」からキャッシュ削除を押す
ただし、この項目の名前や並びはAndroidとiOSのバージョンで多少変わります。iPhoneなら「設定」アプリの下のほうにアプリ名が並び、その中の「カメラ」をオンにする形になる。文字が少し違っても、カメラ権限とキャッシュ削除にたどり着けば大丈夫です。
それでも直らないときに見るところ
ここまでやっても背面カメラに戻らないケースがあります。その時はOSのバージョンを確認してください。フォトスキャン by Google フォトが求める動作条件を、古いOSが満たしていないことがある。ストアでアプリの更新が止まっている場合も、OSが古いのが理由だったりします。
とはいえ、切り替えボタンを見落としているだけ、という例も多いです。端末やOSによって、カメラの向きを変えるアイコンの位置や見た目が変わる。スキャン画面の隅にある小さなアイコンをタップすると、背面に戻ることがあります。一度、画面の四隅をゆっくり見てみて。
それでも解決しないなら、Google フォト ヘルプで最新の情報を確認します。公式のページに対処法が追記されていることもあるからです。
たとえば、スキャンの途中で向きが勝手に反転したとき。作業を止めずに、まず一度スキャン画面のカメラアイコンを確認する。ここで慌てて何度もタップすると、切り替えがかえって不安定になることがある。一回だけ押して、反映を待つほうが落ち着きます。
まとめ
探す順番さえ分かれば、この問題はそんなに手強くありません。
- 結論:内カメになる原因は、アプリ内の切り替えスイッチではなく、カメラ権限やキャッシュ、端末のカメラ保持の作りのことが多い
- 次にやること:アプリと端末を再起動し、標準カメラで背面カメラが映るか確認する
- 次にやること:設定→アプリ→フォトスキャンで、カメラ権限の許可とキャッシュ削除を試す
- 覚えておくこと:特定機種だけの既知バグかは公表されていない。OSの動作条件も確認する
フォトスキャン by Google フォトで背面カメラに戻したいなら、カメラ権限とキャッシュ削除、そして端末の再起動をこの順で確認するのが近道です。

