リモート会議の最中、電話がかかってきたはずなのに着信音が鳴らない。あとで見たら不在着信だけが残っていた。そんな経験はありませんか。
Microsoft Teamsで通話の着信音が鳴らないと、大事な連絡を取りこぼしてしまいます。原因はアプリだけでなく、Windows側の設定にあることも多いです。
この記事では、電話通知が出ないときにどこを見て、どの順番で直せばいいかをまとめました。ログインやステータスがおかしいときの対処も後半で説明します。
Microsoft Teamsの電話通知が出ないとき最初に見る場所
着信音が鳴らず、不在着信だけが残る。この状態のときは、いきなりアプリを再インストールしないほうがいいです。先に見るところがあります。
まず試したいのが、Webブラウザ版のTeamsです。teams.microsoft.com にアクセスして、そこで通話の通知が来るか確認します。まずはWebブラウザ版でログインできるか確認するのが、切り分けの第一歩になる。
Web版では通知が来るのに、デスクトップアプリだと鳴らない。この場合は、アプリ側かWindows側の設定に問題があると判断できます。逆にWeb版でも来ないなら、アカウントや権限を疑う流れになります。
スピーカーと通知の設定を順番に確認する
切り分けができたら、次は設定を上から順に見ていきます。難しい操作はありません。見る場所は決まっています。
まずTeamsの「設定」から「デバイス」を開きます。ここでスピーカーが正しく選ばれているか確認します。イヤホンを外したのに、出力先がイヤホンのままだと音が鳴らないことがある。
次に確認したいのが、次の3つです。
- Windowsの「設定」>「システム」>「通知」で、Teamsが許可されているか
- 集中モード(フォーカスアシスト=通知を止める機能)がオンになっていないか
- タスクトレイ(画面右下のアイコン一覧)でTeamsが常駐しているか
意外と見落としがちなのが集中モードです。とはいえ、これがオンだと通知は全部止まります。会議中に自動でオンになる設定もあるので、まずここを疑うといいです。
キャッシュクリアで通話の不具合をリセットする
設定を直しても通知が戻らないときは、次の手順を試します。
- タスクトレイのTeamsを右クリックして完全に終了する
- Teamsのキャッシュフォルダを開いて中身を削除する
- もう一度Teamsを起動して通知を確認する
ここで使うのがキャッシュクリアです。キャッシュ(一時的にためた古いデータ)が壊れていると、通知やログインがうまく動かなくなる。再インストールを何度も繰り返す前に、まずこれを試したほうがいいです。
フォルダの正確な場所は、Microsoft Learnの手順が分かりやすいです。Teamsのキャッシュクリア手順を見ながら進めれば、迷わず作業できます。所要時間は5分ほどで終わることが多いです。
ログインやプレゼンス状態がおかしいときの直し方
通知は直ったのに、サインインしているのにステータスが「オフライン」や「×」になる。こんなプレゼンス状態(今いるかどうかを示す表示)の不具合も起きます。
このときに疑うのが、資格情報マネージャーです。Windowsに古い認証情報が残っていると、正しくログインできても表示がずれることがある。「資格情報マネージャー」を開いて、Microsoft Teams関連の情報を削除してから入り直します。
もう一つ多いのが、アカウント種別の混同です。個人用のMicrosoftアカウントと、会社の組織アカウントを間違えて入力すると弾かれます。ログイン画面では、どちらのアカウントを使うか確認しておくと安心です。
ただし、自分では直せないものもあります。多要素認証(本人確認の追加ステップ)のコードが届かない場合や、ライセンスの期限切れです。この範囲は組織の管理者に確認が必要です。新しいPCでログインできないときも、まず管理者に承認状況を聞いてみてください。
まとめ
- 結論:まずWeb版Teamsで通知が来るか確認し、デバイス設定→Windowsの通知→集中モードの順で見る
- 次にやること:それでも直らなければTeamsのキャッシュクリアとWindows資格情報マネージャーの整理を試す
- 覚えておくこと:着信が鳴らない原因は、アプリよりWindows側の通知設定や集中モードにあることが多い
着信音が鳴らないときは、集中モードとデバイス設定を先に見ましょう。それでも直らなければ、キャッシュクリアと資格情報マネージャーの整理まで進めます。ここまでやれば、Teamsの電話通知はたいてい戻ります。

