「1TB永久無料」を信じてTeraBoxに写真や書類を預けた。それなのに、ある日ログインしたら容量が30GBに減っていた。管理画面には「997GB/94GB」みたいな数字が出て、ダウンロードもできない。そんな場面で開いた人向けの記事です。
結論から言うと、この表示はデータが消えたサインではありません。無料プランの容量制限がかかって、アクセスだけが止まっている状態です。
ここでは、その数字が何を意味するのか、今どこを見ればいいのかを整理します。
TeraBoxの容量制限表示は何を意味するのか
まず言い切ります。「997GB/94GB」は、無料プランの枠を超えた合図です。
TeraBoxの無料プランは、容量が30GBに変わりました。それまで1TB近く使えていた人は、超えた分のストレージ機能停止という形になります。アップロードやダウンロードが止まるのは、このためです。
「997GB/94GB」のような数字は、使った量が無料枠をはみ出していることを示しています。左が使用量、右が今の上限だと思うと分かりやすい。上限より使用量が大きいから、機能が止まったわけです。
そして大事なのは、データそのものは消えていません。削除されたのではなく、閲覧やダウンロードへのアクセスが遮断されているだけです。預けた写真や書類は、サーバーには残っています。
断定できること、できないこと
ここは線引きが大事です。はっきりしている部分と、まだ分からない部分を分けます。
断定できるのは、無料枠を超えると機能制限がかかる仕組みがあることです。これは利用規約(サービスのルール)に沿った動きです。バグや事故ではありません。
一方で、はっきりしないことも残っています。次の2つは、公式から明確な説明が出ていません。
- 容量の変更が全ユーザー一律なのか、特定の条件に当てはまる人だけなのか
- 枠を超えたデータが、自動で消えるまでにどれくらいの猶予があるのか
そもそも「永久無料」という言葉を、無条件で1TBずっと使えると受け取ると、今回の食い違いが起きます。永久に使える前提が、容量の条件とずれているわけです。
状態を見極めるなら、マイページとプレミアム会員を確認
今の自分のアカウントが、どの状態なのかを先に見ます。確認する場所はここです。
- 公式アプリのマイページで、今の契約プランと使える容量を見る
- プレミアム会員になっているか、有効期限がいつまでかを確認する
- ブラウザ版とアプリ版の両方でログインし、表示に差がないか見比べる
- 利用規約やヘルプページに、無料容量の条件変更のお知らせが出ていないか探す
まず、今のアカウントが無料プランの制限(30GB)の中に収まっているかを確認するのが先です。ここが分かるだけで、慌てる必要があるかどうかが見えてきます。
ブラウザ版とアプリ版で表示が食い違うこともあります。片方だけ古い情報が残っているからです。両方見ておくと、本当の容量が分かりやすくなります。
問い合わせの前に、やらないほうがいいこと
ありがちなのが、困ってアカウントを消してしまうケースです。これはやめたほうがいい。
アカウントを削除すると、預けたデータも一緒に消えてしまいます。今はアクセスが止まっているだけです。消す前に、止まっている理由を確かめたほうがいいです。復旧の道を自分で狭めるのはもったいない。
サポートに連絡するときは、聞くことを絞ると話が早いです。「無料プランの容量変更は、いつから適用されたのか」を具体的に尋ねる。適用の時期が分かれば、自分のデータがどう扱われるかの見当がつきます。
そして、これはシステム障害でもデータ消失でもありません。容量制限による機能の停止です。原因を取り違えると、見当違いの問い合わせになってしまう。
まとめ
長くなったので、要点だけ並べます。
- 結論: この表示はデータ消失ではありません。無料プランの枠を超えてストレージ機能停止になった状態です
- 次にやること: マイページで今のプランと使える容量を見る。あわせてプレミアム会員の有効期限も確認する
- 次にやること: ブラウザ版とアプリ版を両方ログインして表示の差を見る。そのうえでサポートに容量変更の適用時期を聞く
- 覚えておくこと: 全ユーザー一律かどうか、データが消えるまでの猶予期間は公表されていない
- 覚えておくこと: 復旧の前にアカウントを削除しない
TeraBoxの「997GB/94GB」表示は、無料プランの容量制限が原因です。データが消えたのではなく、ストレージ機能停止になっただけです。プレミアム会員のステータスと使える容量を先に確認すれば、本当に人質状態なのかが見えてきます。

