5万円は払わないでください。インスタでブロックして報告したのは、間違った対応ではありません。
Instagramの裏垢に、知らない外国人からダイレクトメッセージ(DM)が届いた。写真の見せ合いに応じたら、顔と陰部の画像に電話番号を書き込まれ、5万円を要求されています。フォロワーに送ったというスクショまで見せられ、怖くて全部ブロックして消した。この記事は、今まさにそんな状況にいる人に向けて書いています。
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この記事で分かるのは4つです。相手の手口と、払わない理由。それから、消したあとでも残せる証拠と、電話で相談できる窓口です。
これは「セクストーション(性的脅迫)」というよくある手口です
最初に言い切ります。写真の見せ合いを持ちかけて、拡散を盾にお金を要求するのは、セクストーション(性的脅迫)という犯罪の手口です。
流れはだいたい決まっている。相手が先に写真を送り、こちらが送りやすい空気をつくります。次に別のメッセージアプリへ誘い、連絡先を手に入れる。そのあと、顔写真と性器の画像に電話番号を書き込んだ脅迫画像を送ってきます。最後に、フォロワーへ送ったというスクショを見せて、お金を要求する。手順の決まった(マニュアル化された)組織的な詐欺として、同じ被害が報告されています。
自分を責める必要はありません。あなたは被害者です。悪いのは、脅してお金を取ろうとしている相手です。
ただ、フォロワーに本当に送ったのか、ただの脅し(ブラフ)なのかは、外から見分けにくいです。スクショは作り物でも用意できるので、それだけでは判断できません。どちらだったとしても、やることは同じです。払わずに、警察に相談する。
5万円は払わない。払ったあとに起きること
払っても終わりません。一度払うと「この人は払う」と思われ、次はもっと高い金額を言われるようになる。払ったお金は、そのまま犯罪グループの資金になります。
「払えば消してくれるかも」と期待して、交渉を続けるのもやめたほうがいい。やり取りが続くほど、相手のペースになっていきます。払えば終わる話なら、こんなに同じ被害の報告は集まらないはずです。
やらないことは、この3つです。
- お金を払う(一部だけ払う、も含む)
- 相手に返信する・交渉する
- 新しいアカウントを作って、相手に連絡する
すでにブロック・削除したあとでも残せる証拠と、Instagramの報告
今からでも保存できるものは、次の4つです。
- 届いた脅迫画像やスクショが、スマホのアルバムに残っていないか
- 相手のユーザーネームや、メッセージアプリのID(覚えている範囲でメモする)
- やり取りした日時(だいたいの時間でもいい)
- 要求された金額(今回は5万円)
アカウント自体の削除や退会は、証拠を保存してからにしてください。消してしまうと、やり取りの記録を自分で見られなくなる。
Instagramで相手のアカウントをまだ探せるなら、報告もできます。相手のプロフィールを開き、右上の「…」をタップして「報告する」を選ぶ。DMが残っている場合は、該当のメッセージを長押しして「報告する」を選びます。
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もし全部消してしまっていても、警察には相談できます。覚えている範囲の情報で大丈夫です。
警察相談専用電話「#9110」と「#8103」に相談する
警察相談専用電話(#9110)は、すぐ110番するほどではないけれど相談したい、というときの窓口です。電話が苦手なら、最寄りの警察署に直接行ってもかまいません。
性犯罪被害相談電話(#8103)は、「ハートさん」とも呼ばれている番号です。性的な画像をネタにした被害も、ここで相談できます。
電話で伝えることは、この3つだけ。
- いつ、どのSNSで、何を送ったか(例:Instagramの裏垢で、顔と陰部の写真)
- 相手に要求された内容と金額
- 保存できている証拠(画像、相手のID、日時など)
18歳未満なら、親や先生など、信頼できる大人にも話したほうがいいです。内容が内容だけに、言い出しにくいのは分かります。それでも大人が一緒に動けば、警察とのやり取りはずっと楽になる。
このあとInstagramのDMで同じ目にあわないための設定
よくある流れ:知らない外国人アカウントから、急にDMが届く。最初は「友達になろう」くらいの軽い話だった。そのうち写真の話になり、気づいたら脅されていた。
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今回も、入口は知らない相手からのDMでした。だから、まずはメッセージを受け取る相手をしぼっておきます。手順は次のとおりです。
- プロフィール画面の右上にあるメニューから、設定画面を開く
- 「メッセージとストーリーズへの返信」をタップする
- 「メッセージリクエスト」を選び、フォローしていない人からのリクエストを受け取らない設定に変える
DMを開いたときに、「安全のためのお知らせ」のような警告が出る相手もいます。そういう相手には返信しない。これだけでも、同じ入口からの被害はかなり防げます。
そもそも、一度送ってしまった画像がネット上から完全に消えるとは言い切れない。だからこそ、警察への相談とこの設定の見直しは、セットでやっておくのがおすすめです。
まとめ
- 結論:インスタのDMで写真を送らせて5万円を要求するのは、セクストーション(性的脅迫)という犯罪です。お金は払わない。
- 次にやること:残っている脅迫画像・相手のID・日時をスマホに保存して、#9110か#8103に電話する。
- 覚えておくこと:ブロックや報告をしたあとでも、警察には相談できます。アカウントの削除は、証拠を残してから。
まずは、相手のIDと脅迫画像のスクショを手元に残してください。そのうえで、今日のうちに警察相談専用電話「#9110」へかけましょう。「Instagramでセクストーションを受けた」と伝えれば大丈夫です。

