WhatsApp「Metaの安全なサービスを利用して」は詐欺?

スポンサーリンク

WhatsAppを開いたら、知らない相手から2通のメッセージが届いていた。しかも「お客様」の後ろに、自分の携帯電話の番号がそのまま出ている。画面の上には「Metaの安全なサービスを利用してこのチャットを管理しています」と書かれています。

この文面は、Meta公式からの本人確認の連絡ではありません。WhatsAppアカウントの乗っ取りを狙ったフィッシング詐欺(にせのサイトへ誘い込む詐欺)でよく使われる文面です。

ここでは、偽物だと見分けるポイントを説明します。そのあと、削除・ブロックから2段階認証までの手順をまとめます。全部で3分ほどで終わる作業です。

スポンサーリンク

「Metaの安全なサービス」と出るWhatsAppのメッセージの正体

結論から言うと、これはWhatsAppアカウントの乗っ取りを狙った詐欺メッセージです。

そもそも「Metaの安全なサービスを利用してこのチャットを管理しています」は、WhatsApp側が出す案内表示です。知らない相手とのチャットを開くと表示されます。誰とやり取りしても出るので、送ってきた相手が本物だという証明にはなりません。

「お客様」の後に自分の番号が入っているのも同じです。番号さえ知っていれば、誰でも文章に差し込めます。番号が合っている=公式、とは言えません。

実際に出回っているのは、こんな文面です。「異なるIPアドレスからの頻繁なネットワークログインが検出されました」「アカウントに異常ログインを検出。12時間以内に本人確認を完了してください」「WhatsAppセキュリティセンターは、アカウントがセキュリティ認証を完了していないことを検出しました」。時間を区切って急がせるところが共通しています。ねらいは、SMSで届く認証コードをこちらに入力・返信させることです。

スポンサーリンク

本物か偽物かを見分ける3つの確認ポイント

見分け方はシンプルです。WhatsApp公式は、リンクを開かせて本人確認をさせる連絡をしません。公式から来るのは、アプリ内の通知か、SMSで届く認証コードだけです。なお、同じ文面をMeta公式が送ることがあるのかどうかは、公式からの説明が出ていません(2026-08-11時点)。

つまり、リンク付きで「今すぐ認証」と急がせてきた時点で偽物と考えていいです。迷ったら、次の3つを上から順に見ます。

  • リンクのURLが「whatsapp.com」で終わっているか。タップせず、文字列だけを目で追う
  • 送信元が公式アカウントかどうか。WhatsAppの公式アカウントには、名前の横に緑のチェックマークが付きます
  • 身に覚えのない認証コードのSMSが届いていないか。届いているなら、誰かが自分の番号でログインを試している最中です

URLが「whatsapp.com」で終わっていないなら、中身を読み込む必要もありません。似た文字を混ぜた偽のドメイン(アドレス)がよく使われます。

削除・ブロックと2段階認証をオンにする手順

  1. メッセージ内のリンクはタップしない。認証コードは誰にも教えない
  2. チャット一覧で、そのチャットを長押しして削除する
  3. 相手のプロフィールを開き、「ブロック」と「報告」を実行する
  4. 「設定」→「アカウント」→「2段階認証」→「有効にする」と進み、6桁のPINコードを登録する
  5. 「設定」→「リンク済みのデバイス」を開き、心当たりのない端末があれば「ログアウト」する

リンクだけは開かない。ここさえ守れば、あとは順番通りに進めるだけです。削除とブロックは相手を遠ざける作業で、本命は4番目の2段階認証です。

PINコードには、自分で決めた6桁の数字を登録します。設定しておくと、SMSの認証コードを盗まれても、PINを知らない相手はログインできません。「リンク済みのデバイス」には、パソコンやタブレットでWhatsAppを使っている端末が並びます。使った覚えのない端末が出ていたら、その場でログアウトさせてください。

リンクを開いた・認証コードを送ってしまったときの動き

開いただけの場合。ブラウザをすぐ閉じれば、それ以上は進みません。番号やコードを何も入力していないなら、被害には直結しません。

認証コードを入力した、あるいは相手に返信してしまった場合は話が変わります。自分の電話番号でWhatsAppにログインし直すと、相手を追い出せる仕組みです。SMSで新しく届いたコードを入れて、自分の端末をつなぎ直します。

入り直したら、2段階認証のPINを設定し直します。そのまま「リンク済みのデバイス」も開いて、表示されている端末を全部ログアウトさせる。ここまでやれば、乗っ取り側の接続は切れます。

もう一つ、友だちへの連絡も入れておきます。自分の名前でお金や認証コードを求める連絡が行くことがあります。「私を名乗る連絡が来ても応じないで」と伝えておくと安心です。細かい部分はWhatsApp ヘルプセンター(faq.whatsapp.com)でも確認できます。

同じ詐欺メッセージが何度も届くときに知っておくこと

ブロックしても、別の番号からまた届くことがあります。送信そのものを完全に止める方法は、今のところありません。番号のリストが出回っている以上、受け取る側で蛇口を閉めるのは難しいです。

一方で、返信は逆効果です。「この番号は今も使われている」と相手に教えることになります。無視して削除、これを続けるのが一番確実です。

2段階認証をオンにしてあれば、番号を知られていても乗っ取りは止まります。PINコードを知らない相手は、認証コードだけでは中に入れません。届いたメッセージは、ただの紙くずとして流せます。

スポンサーリンク

まとめ

最後に、この記事でやったことを短く並べます。

  • 結論:「Metaの安全なサービスを利用してこのチャットを管理しています」は公式の本人確認ではありません。WhatsApp乗っ取りを狙ったフィッシング詐欺のメッセージです
  • 次にやること:リンクを開かずチャットを削除し、送信元をブロックと報告
  • 次にやること:「設定」→「アカウント」→「2段階認証」でPINコードを登録する
  • 次にやること:「リンク済みのデバイス」を開き、知らない端末があればログアウトする
  • 覚えておくこと:WhatsAppの認証コードは、家族でも運営でも誰にも教えない
  • 覚えておくこと:URLがwhatsapp.comで終わっていない時点で偽物と判断していい

2段階認証のPINコードを登録しておく。そのうえで、リンク済みのデバイスに知らない端末がないか見ておく。この2つが済んでいれば、同じWhatsAppの詐欺メッセージがまた来ても放置で構いません。

スポンサーリンク
pocketlinehatebuimagegalleryaudiovideocategorytagchatquotegoogleplusfacebookinstagramtwitterrsssearchenvelopeheartstaruserclosesearch-plushomeclockupdateeditshare-squarechevron-leftchevron-rightleafexclamation-trianglecalendarcommentthumb-tacklinknaviconasideangle-double-upangle-double-downangle-upangle-downstar-halfstatus
タイトルとURLをコピーしました