PayPayの支払い上限は、支払い方法ごとにPayPayが決めています。上限の額そのものを申請して変えることはできませんが、利用者側の手続きで引き上げられるものがあります。
- アプリの本人確認(eKYC)を済ませる:PayPay残高での支払い上限が過去24時間50万円から100万円になり、PayPayクレジットも10万円の制限が外れます
- クレジットカードは本人認証(3Dセキュア)を設定する:未設定のカードは支払いに使えません
- 自分で設定した「利用可能額」を見直す:PayPayの上限とは別に、自分で低い上限をかけている場合があります
以下は2026年10月時点のPayPay公式ヘルプ「PayPayで設定しているご利用上限金額について」などに沿った内容です。上限額は変更されることがあります。
支払い方法別の上限額
| 支払い方法 | 過去24時間 | 過去30日間 |
|---|---|---|
| PayPay残高 | 100万円(本人確認が未完了なら50万円) | 200万円 |
| PayPayクレジット(PayPayカード本会員・本人確認済み) | カードの利用可能額の範囲内 | |
| PayPayクレジット(PayPayカード家族会員・本人確認済み) | 25万円 | 25万円 |
| PayPayクレジット(本人確認が未完了) | 10万円 | 10万円 |
| クレジットカード(PayPayカード/三井住友カード)・本人認証済み | 2万円 | 5万円 |
| クレジットカード・本人認証が未設定 | 利用不可 | |
- PayPayカードの本会員で、アカウント画面に「優良バッジ」が表示されている場合、クレジットカードの上限は過去24時間・過去30日間とも25万円まで引き上げられます(クレジットカードご利用時の上限金額)。
- クレジットカードを複数登録していても、上限は合計額です。
「過去24時間」「過去30日間(720時間)」は日付の切り替わりでリセットされるのではなく、今の時点からさかのぼって数えます。支払いからちょうど24時間たつと、その分の24時間枠が戻る仕組みです(利用上限金額のカウントについて)。
2026年9月からクレジットカードの扱いが変わった
PayPayカードと一部の三井住友カードを除き、クレジットカードでの支払いは2026年8月31日で終了しました(PayPayで利用可能な支払い方法)。それ以外のカードを使いたい場合は、アプリで「他社カード利用券」を先に買い、その利用券で支払う形になります。
- 購入は1万円単位、月25万円まで。保有できる残高は最大100万円
- 使えるのは店頭での支払いで、請求書払い・ネットサービス・モバイルオーダーには使えません
- 購入後のキャンセルはできません
また、2026年7月以降は本人認証(3Dセキュア)を設定していないクレジットカードは使えなくなりました。
上限を引き上げる・変更する方法
1. アプリの本人確認(eKYC)を済ませる
顔認証と本人確認書類による本人確認です。完了すると、PayPay残高での支払い上限が過去24時間100万円になり、PayPayクレジットは本会員ならカードの利用可能額まで使えるようになります(支払い上限を引き上げるには)。銀行口座からのチャージ上限も上がります。
2. クレジットカードに本人認証(3Dセキュア)を設定する
事前に、カード会社の会員サイトで本人認証サービス(Visa Secure、Mastercard ID Checkなど)に申し込んでおく必要があります。そのうえでPayPayアプリから設定します(本人認証サービス(3Dセキュア)を利用する)。
- ホーム画面の[アカウント]を開く
- [支払い方法の管理]を選ぶ
- スワイプして設定したいクレジットカードを表示する
- [本人認証をする]を選ぶ
- カードブランドのページで、カード会社から届くワンタイムパスワードなどを入力して完了
カード会社の画面で本人認証サービスを申し込んだだけでは、PayPay側の設定は完了しません。PayPayカード・PayPayカード ゴールドの家族カードは本人認証を設定できません。失敗する場合の原因は公式の「本人認証サービスが完了しない」にまとまっています。
3. 自分で設定した利用可能額を見直す
[アカウント]→[利用可能額の設定]で、「支払い」「友だちに送る」「チャージ」それぞれに自分で上限をかけられます(自分で登録する利用可能額の設定方法)。上限より手前で止まる場合は、ここが低く設定されていないか確認してください。増額や解除には端末の生体認証などが必要です。1日の利用可能額は0時〜23時59分の合計です。
優良バッジは条件が公開されていない
クレジットカードの上限を25万円にする優良バッジは、登録内容や利用状況に基づいて表示されます。表示条件はセキュリティの都合で公開されておらず、利用状況によって消えることもあります(PayPayアプリに表示される青いバッジについて)。「送る・受け取る」画面の青いバッジは本人確認が済んでいる印で、優良バッジとは別のものです。
上限に達してしまったとき
アプリには、あといくら払えるかが「利用可能額」として表示されます。0円になっている支払い方法は、時間をおくか別の支払い方法に切り替えます。上限の大きいPayPay残高にチャージして払う方法もあります。チャージがうまくいかない場合は「PayPay残高チャージができない原因と解決策」で方法別に確認できます。
上限に達していないのに「現在ご利用を制限しています」と出る場合は、上限ではなく取引審査による一時的な制限です(公式ヘルプ)。数日おくか、別の支払い方法を使うよう案内されています。
まとめ
- 上限額は支払い方法ごとに決まっていて、PayPay残高は過去24時間100万円・過去30日間200万円(本人確認が未完了なら24時間50万円)
- 引き上げに効くのは本人確認(eKYC)、クレジットカードの本人認証(3Dセキュア)、自分で設定した利用可能額の見直し
- クレジットカードは本人認証済みでも過去24時間2万円・過去30日間5万円。PayPayカード本会員で優良バッジがあれば25万円
- 2026年9月以降、PayPayカードと対象の三井住友カード以外は「他社カード利用券」を買って使う

