LINEで写真や動画を送ろうとしても「送信できませんでした」と表示されたり、相手にまったく届いていないケースは意外と多く報告されています。特に旅行中や大事な用件で画像をやりとりする際に送れないと、とても不便ですよね。そこでこの記事では、LINEで写真・動画の送信に失敗する原因とその対策をわかりやすくまとめました。
1. 代表的な症状
- 写真や動画を添付しようとしても送信ボタンが反応しない
- 送信を試みても「アップロード失敗」「送信できませんでした」とエラー表示
- 相手には画像が届いていない(テキストのみ送れている)
- 動画を再生できず、ファイルが破損しているというエラーが出る
2. 主な原因
2-1. 通信環境が不安定
Wi-Fiが不安定またはモバイルデータ速度が遅いと、画像や動画など容量の大きいファイルのアップロードがタイムアウトしてしまうことがあります。
2-2. 端末ストレージ不足
自分または相手のスマホ側のストレージ容量が不足している場合、受信や保存ができず送受信が止まることがあります。
2-3. LINEアプリやOSのバージョン不整合
古いLINEアプリを使っていたり、OSが更新されていないと、画像や動画の取り扱いに不具合が生じることがあります。
2-4. ファイルサイズの制限や形式不備
LINEには画像・動画のファイルサイズ制限があります。特に高解像度動画や長尺の動画を送ろうとすると失敗する場合があります。また、特殊な拡張子(例:HEIC、RAWなど)の場合、互換性問題で相手が再生できないことも。
2-5. サーバー障害や一時的な不具合
LINE自体のサーバーが混雑していたり、障害が起きている場合に、画像・動画の送受信が止まるケースがあります。特定の地域・時間帯で報告が集中することもあります。
ポイント:「友だち追加したばかり」「相手がブロック中」などアカウント設定の問題も可能性としてはありますが、こちらはまれです。
3. 対処法
3-1. 通信環境を切り替える
- Wi-Fiが不安定ならモバイルデータ、またはその逆を試して速度が安定しやすい回線を使う
- 電波が弱い場所では、電波の強い場所や別のWi-Fiに移動して再度送信
3-2. ストレージを確保する
- スマホの写真やアプリを整理して不要なデータを削除
- 相手側にも同様に空き容量を作ってもらうと受信トラブルが減る
3-3. LINEアプリとOSを最新版にアップデート
- App Store / Google PlayでLINEを最新バージョンへ
- スマホのOS(iOS / Android)更新後に
アプリを再起動してから再送を試す
3-4. ファイルサイズを縮小・再変換
- 高解像度や長尺動画は短くカットしたり、画質・ファイルサイズを落として再アップロード
- 画像も必要があればリサイズやJPEG圧縮を行い、ファイル容量を抑える
3-5. 別の送信方法を試す
- 1枚(1本)ずつ送ってみる(複数同時送信で失敗する場合も)
- クラウドストレージ(GoogleドライブやiCloudなど)にアップロードし、リンクを共有する
4. それでも送れない場合は?
- 一時的なLINEサーバー障害の可能性があるので、Downdetectorなどで障害情報を確認
- 「設定 → ヘルプ → 問題を報告」から不具合をLINEに報告
- バックアップもかねて、他のアプリ(メール、SNS)でも送信できるかテスト
まとめ
LINEトークで画像や動画が送れない・相手に届かない原因は、通信環境の不安定、端末ストレージ不足、アプリやOSのバージョン不整合、ファイルサイズ制限など多岐にわたります。まずはWi-Fiとモバイルデータを切り替えてみたり、スマホやLINEアプリを最新状態にし、ストレージ容量を確保しておきましょう。また、高解像度ファイルの場合は適度にサイズを落として送るのもトラブル回避に有効です。
それでも解決しない場合、LINEサーバー障害の可能性も視野に入れつつ公式のヘルプセンターを参照し、不具合報告を検討してください。日頃から端末のメンテナンスや設定を見直しておくことで、スムーズに画像・動画をやりとりできるようになります。