「凍結されたら新しいアカウントを作ればいい」と思っている人は多い。ただ、Xのアカウント凍結はそこまで単純な話じゃない。
異議申し立てをしても「このアカウントは復活できません」と返ってきた。他のアカウントは無事。じゃあ新しく作り直そう——と考えたくなる気持ちはわかる。
ただ、凍結を避けるために新しいアカウントを作ることは、Xのルールで禁止されている「凍結回避(ban evasion)」にあたる。新規アカウントもすぐ凍結されるうえ、残っている別のアカウントまで巻き添えになることがある。この記事では、凍結後に新規作成すると何が起きるか、そして正規にできることをまとめた。
Xのアカウント凍結後に新垢を作ると何が起きるか
結論から言うと、凍結されたユーザーが別のアカウントで戻ってくることは、Xのルールで禁止されている。Xには凍結回避を検知する仕組みがあり、凍結されたユーザーの再登録と判断されれば、その新しいアカウントも凍結される。
判定に使われるのは、主にこのあたりだと考えられている。
- メールアドレス(凍結垢と同じものを使い回した場合)
- 電話番号(登録済みの番号が一致した場合)
- 端末やブラウザの情報
- IPアドレス
どこまで一致したら凍結されるのか、具体的な基準はX社から公表されていない。端末や登録情報を変えて作り直すこと自体がルール違反なので、検知をすり抜けようとするのはおすすめできない。
既存の別アカウントが連鎖凍結されるケース
凍結されていない別のアカウントにもリスクはある。
たとえば、凍結されたアカウントと別のアカウントで、同じ投稿に同じ時間帯にいいねやリポストをしていた場合。こうした行動パターンの類似は、Xのシステムから見ると「プラットフォーム操作(組織的にいいねやリポストを操作する行為)」に見えることがある。
残っているアカウントが今すぐ凍結されるとは限らない。一方で、ここで新規アカウントを作ると、その行為が凍結回避と判断され、既存のアカウントまで巻き込まれる恐れがある。
異議申し立ての「対応終了」は本当に終わりなのか
「このアカウントは復活できません。現在、本件への対応は終了しているため、ご返信をいただいても確認されません」——この文面はかなり重い。Xからの最終回答に近い内容ではある。
ただし、これがシステムの自動返信なのか、人の目を通した判断なのかは外からわからない。異議申し立てを短期間に何度も送ると、かえって対応が遅れることもある。
異議申し立てで意識したいポイントをまとめておく。
- 送信後はしばらく間隔を空け、結果を待つ
- 同じ文面のコピペではなく、凍結理由への具体的な反論を書く
- X ヘルプセンター(https://help.x.com/)から正規の手順で申請する
異議申し立てが通らなかったときにできること
- 凍結の理由とXのルールを読み直し、残っているアカウントで同じことをしていないか確認する
- 残っているアカウントで、凍結されたアカウントと同じ投稿へのいいね・リポストを一斉に行わない
- 凍結されたアカウントの代わりに新しいアカウントを作らない
凍結が解除されなかった場合、そのアカウントの代わりを作る正規の方法はない。残っているアカウントを守ることを優先したほうがいい。
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まとめ
- 結論:凍結を避けるための新規アカウント作成は、Xのルールで禁止されている凍結回避にあたる
- 次にやること:異議申し立てをして結果を待つ。残っているアカウントの使い方を見直す
- 覚えておくこと:連鎖凍結は同じ登録情報だけでなく、操作パターンの類似でも起きる

