LINEの「設定」→「プライバシー管理」を開いても、Letter Sealingのスイッチが見当たらない。以前はたしかにあったのに、どこにもない。
これはバグではなく、仕様変更です。Letter Sealingは現在デフォルトでオンになっていて、ユーザーがオフにする設定はもう存在しません。
「オフにできない」と先に知っておけば、設定画面をあちこち探す時間がなくなります。この記事では、スイッチが消えた背景と、暗号化が効いているかを確認する手順をまとめました。
Letter Sealingのオンオフが「プライバシー管理」から消えた理由
結論から言うと、LINE側が切り替え機能そのものを廃止した。これが答えです。
以前のLINEでは、ホーム画面右上の歯車アイコンから「設定」を開けました。そこから「プライバシー管理」に進むと、Letter Sealingのオンオフスイッチがあったんです。
ただ、現在はこのスイッチ自体が画面から消えています。
Letter Sealingは、エンドツーエンド暗号化(E2EE)と呼ばれる技術です。メッセージの中身を、送信者と受信者しか読めないようにする仕組みになる。この機能が、すべてのユーザーに対して常にオンの状態になりました。
セキュリティ保護のために、LINE側がユーザー個人でのオフ切り替えをやめた形です。つまり「設定画面に項目がない」のが今の正常な状態になる。
友達のスマホで確認しても同じように見えません。全員に同じ仕様変更が適用されているからです。アプリの不具合でも、端末固有のトラブルでもありません。アップデートで全ユーザー一律に変わったので、どのスマホから見ても結果は同じです。
とはいえ、「本当に暗号化がかかっているのか」が気になる人もいると思います。これはトークルームの中から確認できます。
エンドツーエンド暗号化が有効か、トークルームで確認する方法
設定画面からスイッチは消えましたが、暗号化が効いているかは別の場所から見られます。確認場所はトークルームの中です。
まず、暗号化の状態を確認したい相手とのトークルームを開きます。次に、画面右上にある三本線アイコン(メニューボタン)をタップしてください。
するとトークルームの設定メニューが開きます。このメニューを下のほうまでスクロールしてみてください。「このトークルームではLetter Sealingが適用されています」と出ているはずです。この表示があれば、そのトークはエンドツーエンドで暗号化されています。
手順を整理すると、こうなります。
- 確認したいトークルームを開く
- 画面右上の三本線アイコンをタップする
- メニューを下までスクロールする
- 「Letter Sealingが適用されています」の表示があるか見る
今は全トークルームに適用されているので、この表示がないケースのほうが珍しくなっています。1対1のトークだけでなく、グループトークでも同じように確認できます。
もし表示が見当たらない場合は、LINEアプリのバージョンが古いかもしれません。App StoreやGoogle Playからアプリを最新版に更新してください。そのあと、もう一度同じ手順で確認してみてください。
PC版LINEで暗号化キーの本人確認が必要なケース
PC版LINEを使っていると、スマホ版にはない画面に出くわすことがあります。ログイン時に「暗号化キーの本人確認」を求められるケースです。
これは、PC版とスマホ版の間で暗号化キーを安全にやりとりするための仕組みです。Letter Sealingの暗号化は、端末ごとにキーを持っています。新しい端末(PC)が加わると「本当に本人か?」を確認する必要があるんです。
PC版の画面に6ケタの確認番号が表示されたら、スマホ版LINEを開いてその番号を入力します。手順は以下のとおりです。
- PC版LINEにログインする
- 画面に表示された6ケタの確認番号をメモする
- スマホ版LINEを開く
- スマホ側に出た入力画面に、さっきの確認番号を入れる
所要時間は1〜2分ほどで終わります。この確認が済めば、PC版でもLetter Sealingが効いた状態でトークできるようになる。
なお、PC版とスマホ版では設定画面の構成がかなり違います。PC版にはスマホ版のような「プライバシー管理」の画面がそもそもありません。同じ項目を探しても見つからないのは当然です。暗号化の状態を目で確認したいときは、スマホ版のトークルームから三本線アイコンを開くのが確実です。
PC版で本人確認の画面が出たのに放置すると、トーク内容の一部がうまく表示されないことがあります。画面が出たら、そのタイミングでスマホと合わせて済ませておくのがおすすめです。
まとめ
- 結論: Letter Sealingのオンオフ設定は仕様変更で廃止された。現在は常にオンで、オフにはできない
- 次にやること: 暗号化の状態を確認したいときは、トークルームの三本線アイコンからメニューを開いて下までスクロールする
- 覚えておくこと: PC版LINEでは暗号化キーの本人確認を求められることがある。スマホ版で6ケタの番号を入力すれば完了
Letter Sealingのスイッチが消えたのはバグではなく、エンドツーエンド暗号化(E2EE)を常時オンにするための仕様変更です。

