ボイスチャンネルを押しても、画面に「RTC接続中」と出たまま、いつまでも通話が始まらなかった。フレンドとのDM通話でも、呼び出し中の画面がくるくる回るだけで先に進みません。
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「Discordで通話が作れない」と検索する人の多くは、こんな画面で止まっています。アプリを入れ直しても、再起動しても変わらない。
この記事では、画面に出る表示ごとに見る場所を分けて、通話がつながるまでの手順を書きます。VPN(通信を別のルートに通すアプリ)やネットワークの確認から始めます。そのあと、ボイスチャンネルの接続権限まで順番に見ていきます。
通話が作れないときに出る「RTC接続中」などの表示と意味
- 「RTC接続中」のまま先に進まない
- 「ルートがありません」と出る
- 「ICEチェック中」(通信できる道を探している状態)で止まる
- 通話画面が暗いまま、接続が終わらない
- ボイスチャンネルの参加ボタンを押しても反応がない
最初の3つは、通信が途中で止まっているサインです。止まっている先は音声サーバー(通話を中継するDiscordのコンピューター)。マイクやスピーカーの故障とは、まったく別の問題です。
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一方で、参加ボタンに反応がないときは、ネットワークより先にボイスチャンネル側の制限を疑います。見るのは、接続権限と人数制限の2つです。
ちなみに、Discord全体で障害が起きていることもあります。自分の環境を調べる前に、公式の障害情報ページを一度のぞいておくと安心です。
「RTC接続中」で止まるならVPNとネットワークを先に見る
結論から言うと、アプリの再起動より先に、VPNや広告ブロックアプリ、セキュリティソフトを一時的にオフにします。Discordの公式ヘルプでも、「RTC接続中」などのエラーの主な原因にこうした通信の制限を挙げています。
やることは、次の3つだけ。
- VPNや広告ブロックアプリを一時的にオフにする
- ルーターやモデムを再起動する(電源を抜いて少し待ち、入れ直す)
- Wi-Fiからモバイルデータ通信など、別のネットワークに切り替えて試す
1つ終わるたびに通話をかけ直して、「RTC接続中」や「ルートがありません」が消えるか見ます。3つ全部やっても、かかる時間は数分〜10分ほどです。個人的にいちばん気づきにくかったのは、VPNをオンにしたまま忘れていたパターンだった。
とはいえ、学校や職場のネットワークでは、Discord自体がブロックされていることがあります。ブロックとは、使えないように制限をかけることです。この場合は設定をいじっても直りません。モバイルデータ通信に切り替えて確かめてみてください。
ボイスチャンネルに入れないときの接続権限と人数制限
たとえば、フレンドとのDM通話はふつうにつながるのに、サーバーのボイスチャンネルだけ入れない。こういうときは、回線より先にサーバー側の設定を見ます。
そもそもボイスチャンネルは、自分のロール(サーバー内での役割)に「接続」の権限がないと参加できない仕様です。バグだと決めつける前に、まずここを確かめたほうがいい。権限は、サーバー設定の「ロール」や、チャンネルの編集画面にある「権限」で確認できます。
もう1つ見るのが人数制限。ボイスチャンネルには最大人数を決める設定があり、満員だと参加できません。
ここがややこしいところで、権限や人数の設定は、ふつうのメンバーの画面からは変えられない。サーバー管理者に、自分のロールの接続権限とチャンネルの最大人数を見てもらいましょう。
地域の上書きと音声・ビデオ設定を切り替えてみる
ボイスチャンネルの編集画面には、「地域の上書き」という項目があります。これは、通話をつなぐ音声サーバーの場所を選ぶ設定です。別の地域に変えると、つながる経路が変わって改善することがあります。ただし、変更できるのはチャンネルを管理する権限を持つ人だけです。
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声が届かない、相手の声が聞こえないという症状なら、ユーザー設定の「音声・ビデオ設定」を開きます。入力デバイス(マイク)と出力デバイス(スピーカーやイヤホン)が、いま使っている機器になっているか見てください。
あわせて、OS側の設定も確認します。WindowsやMac、スマホの設定で、マイクやカメラをDiscordが使えるようになっているかをチェックします。
見る場所と操作をまとめると、次の4つです。
- 地域の上書き:ボイスチャンネルの編集画面で、今と別の地域を選ぶ
- 入力デバイス:音声・ビデオ設定で、実際に話しているマイク名を選ぶ
- 出力デバイス:同じ画面で、音を聞いているスピーカーやイヤホン名を選ぶ
- OSのマイク権限:Windowsなら「プライバシーとセキュリティ」、スマホならアプリごとの設定でDiscordをオンにする
グループDMの通話でも同じ順番で切り分ける
グループDM(複数人でのダイレクトメッセージ)や、フレンドとの1対1の通話は、サーバーの権限とは関係ありません。なので、見るのはネットワークとVPNが中心です。
一方で、原因が相手側の回線にあることもあります。相手にも、さっきの3つの手順を試してもらうと切り分けやすいです。通話中に何度も切れる場合も、まずはネットワークを切り替えて様子を見ます。
ここまでやっても直らないときは、公式ヘルプを見ながら進めます。読むのは音声接続エラーと音声・ビデオのトラブルシューティングの2ページ。どちらも日本語で読めます。
まとめ
- 結論:通話が作れない原因は、ほとんどが次の2つのどちらか。VPNやネットワークの制限か、ボイスチャンネルの接続権限・人数制限
- 次にやること:VPNと広告ブロックアプリをオフにして、別のネットワークで「RTC接続中」が消えるか確かめる。サーバーのボイスチャンネルだけ入れないなら、管理者に「接続」権限と最大人数を見てもらう
- 覚えておくこと:学校や職場の回線では、Discordの通話そのものがブロックされていることがある。その場合、設定をいじっても直らない
「RTC接続中」で止まるならVPNとネットワークを、ボイスチャンネルに入れないなら接続権限と地域の上書きを。表示ごとに見る場所を分ければ、つまずいている場所が見えてきます。

