富士フイルムのフォトブックを作ろうとして、写真がうまく追加できない。編集ソフトに取り込もうとしても、候補一覧に出てこない。そんな場面で止まっている人向けの記事です。
写真が追加できないときは、まず画像の形式とサイズを見ます。原因の多くは、JPEG形式(拡張子.jpg)か画素数、それにファイル名のどれかにあるからです。この3つを順番に見ていけば、たいていは配置できるようになります。
スマホで撮った写真、SNSから保存した画像、大量にまとめて送ろうとしたとき。よくあるパターンごとに、どこを直せばいいか整理していきます。
写真がアップロードできないときに最初に見るのはJPEG形式
富士フイルムのフォトブックは、JPEG形式(拡張子.jpg)以外の画像を読み込めないことがあります。だから最初に見るのは、画像の形式です。
よくあるのが、PNGやHEICのまま使おうとするケース。PNGは背景を透明にできるロゴ向けの形式です。HEICはiPhoneでよく使われる形式になる。この2つは、そのままだと弾かれる場合があります。iPhoneで撮った写真なら、設定でカメラの保存形式を「互換性優先」にしておくと、最初からJPEGで残せます。
もう一つ気をつけたいのが、同じJPEGでも中身の種類です。プログレッシブJPEG(少しずつ全体が浮き上がって表示されるタイプ)や、CMYKカラーモード(印刷所向けの色設定)は非対応でした。見た目は普通の写真でも、この作りだと読み込めません。
直し方はシンプルです。画像編集ソフトで一度開いて、標準的なJPEGとして保存し直す。「別名で保存」や「書き出し」でJPEGを選び、色は「RGB」にしておく。これで多くのケースが通ります。個人的には、まず画像がJPEG形式かどうかを確認するのが一番早いと思っています。
「!」マークや画素数不足で編集ソフトに配置できないとき
形式は問題ないのに、画像に「!」マークが出て置けない。これは画素数が足りないサインのことが多いです。
フォトブックは紙に印刷する商品なので、小さすぎる画像だときれいに出せません。だから自動レイアウト(写真を自動で並べる機能)でも、画素数の低い画像ははじく作りになる。目安として、1辺が1024pix以上、つまり1024×1024pix以上あると安心です。スクリーンショットやアイコン用に縮小した画像は、この基準を下回りやすいので注意したいところ。
ファイル名も見落としやすいポイントです。次の点を確認してみてください。
- ファイル名に「#」「%」「&」などの記号が入っていないか
- ファイル名に日本語が使われていないか
- スペースや、極端に長い名前になっていないか
記号や日本語が入っていると、アップロードの途中で止まることがあります。名前を「photo01」のような英数字に変えるだけで通るケースは多いです。まとめて直すなら、フォルダごと連番でリネームすると楽になる。
編集ソフトへのアップロードが途中で止まるときの直し方
たとえば、100枚の写真を一気に取り込もうとしたとき。途中で読み込みが止まったり、エラーが出たりする。これは通信やセッションの問題であることがあります。
一度に大量の画像を送ると、負荷がかかって失敗しやすい。ただ、数回に分けてアップロードすると安定します。20〜30枚くらいを目安に区切るといい。1枚あたりのファイルサイズは10MB以下にしておくと、さらに通りやすくなる。高画質のまま撮ったスマホ写真は10MBを超えることもあるので、そこも見ておきたいです。
ブラウザ版の編集ソフトを長時間開きっぱなしにすると、セッションが切れます。セッションとは、ログインが続いている状態のこと。切れると保存前のデータが消えることもあるので、こまめに保存したほうがいい。編集の区切りごとに「保存」を押しておくと安心です。
それでも止まるなら、ブラウザのキャッシュ(一時的にためた表示データ)をクリアしてみる。ただし、別のブラウザで開き直すほうが手っ取り早いこともあります。通信が安定した場所でやり直すのも効きます。
SNS保存画像やスマホ写真でつまずくポイント
SNSから保存した写真は、フォトブックで特につまずきやすいです。理由は次のとおり。
- SNSに載せた画像は、保存すると日付情報(Exif)が抜けやすい
- 自動レイアウトは、その日付情報を使って写真を時系列に並べる
- 日付が消えていると、うまく並ばなかったり配置できなかったりする
Exifとは、撮影した日時やカメラの設定を写真に埋め込んだデータのことです。SNSにアップした時点で、このデータが削られることがある。だから、SNS経由ではなく、カメラロールにある元の写真から取り込むほうが安全になる。元データなら日付情報が残っているからです。
一方で、スマホアプリ版とPCブラウザ版では、画面や制限が少し違います。アプリでは通ったのに、ブラウザだと弾かれることもある。使っているデバイスによって仕様が微妙に異なる点は、頭に入れておくといいです。ただし、細かい違いは変わることがあるので、FUJIFILMメンバーズのヘルプで最新の仕様を確認するのが確実になる。
まとめ
写真が追加できないときは、いきなり再起動せず、画像そのものを見るのが先です。
- 結論:追加できない原因の多くはJPEG形式・画素数・ファイル名の3点にある
- 次にやること:画像を.jpgに変換し、ファイル名を英数字にして、10MB以下で数回に分けて送る
- 覚えておくこと:プログレッシブJPEGやCMYKは非対応、SNS保存画像は日付情報が抜けやすい
富士フイルムのフォトブックで写真が追加できないときは、JPEG形式・画素数・ファイル名を先に直し、それでもダメなら自動レイアウト用の日付情報を確認すると近道です。

