「7マチアカリ」はInstagramのメディアです。運営元や掲載のしくみを説明した公式な情報は、今のところ公表されていない。だからこそ、DMで届いた「無料掲載」のオファーには、すぐ返事をするより先に確認しておきたいことがあります。
お店やサービスのアカウントに、ある日「無料で掲載したい」とDMが届いた。集客には役立ちそうでも、あとで何か求められないか気になる。この記事は、そんな状況で返事に迷っている人向けです。
返事の前に見るアカウントの3か所と、DMで聞くことをまとめました。あわせて、ステマ規制(宣伝なのに宣伝だと分からない投稿を禁止するルール)との関係も説明します。最後に、受けるか断るかの決め方を整理しました。
7マチアカリから届く無料掲載オファーとは
先に言い切ると、7マチアカリの運営体制(どんな会社や人が運営しているか)は公表されていない。分かっているのは、オファーがどう届くかという点です。
連絡はInstagramのDMや公式LINEで、前ぶれなく届きます。フォローしていない相手からのDMは、DM画面の受信箱ではなく「リクエスト」欄に入る形になる。内容は「無料で掲載したい」というものが中心です。一方で、掲載を承諾したあとで、ガイドライン(投稿のルール)や細かい条件が出てくるケースもあります。
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考えられる目的は2つになる。1つは、ギフティング(無料で紹介する代わりに、投稿してもらう手法)の一部という場合です。もう1つは無料を入り口にした営業で、あとから有料プランをすすめたり、個人情報を集めたりするやり方になります。どちらが多いのかを示すデータは見つからなかった。プロフィール画面やDMの文面だけでは、どちらの目的なのかは見分けられません。
返事をする前に見るInstagramアカウントの3か所
Instagramのプロフィール画面でフォロワー数が多いから安心、とは言い切れません。フォロワーはお金で増やせるし、投稿の見た目もテンプレート(ひな形)でそろえられるからです。むしろ見たいのは、運営している人や会社の姿が見えるかどうかになる。
運営の実態が見えるアカウントかどうかが分かると、返事を決めるのがかなり楽になると感じた。見る順番は次の3か所で、全部見ても5〜10分ほどです。
- プロフィール欄:運営会社名・連絡先・外部リンクがのっているかを見ます。リンクがあればタップして開き、会社概要や問い合わせ先のページがあるかも確かめる。
- 過去の投稿:紹介されている店舗が実在するか、店名で検索して確かめます。投稿が定期的に続いているかも、ここで分かる。
- コメント欄:フォロワーとのやり取りがあるかを見ます。コメントがほとんどなく返信もまったくないなら、運営の様子が見えにくいアカウントになる。
「無料」の範囲をInstagramのDMで質問するときの聞き方
DMで聞く項目は、次の5つです。
- 自分のアカウントで投稿する義務はあるか
- 指定のハッシュタグはあるか
- 掲載後に費用がかかることはないか
- 掲載前に、投稿の内容を自分たちでチェックできるか
- 二次利用(掲載された写真や文章を、別のサイトや広告に転載すること)はあるか。その権利はどちらにあるか
質問は、7マチアカリから届いたInstagramのDM画面に、そのまま返信する形で送ります。文章で残るので、相手の回答もそのまま記録になるからです。通話で聞いてしまうと、あとで「言った・言わない」になったときに確かめようがない。
ここがややこしいです。DMに「無料掲載」と書かれていても、どこまでが無料なのかは相手ごとにちがいます。回答があいまいだったり質問をはぐらかされたりしたら、承諾せずに保留するか、断ってしまってかまわない。
Instagramのタイアップ投稿ラベルとステマ規制の関係
たとえば、7マチアカリからDMでこう頼まれたとします。「無料で掲載する代わりに、お店のInstagramアカウントでもこのメディアを紹介してください」。掲載料はかからないので、ちょっとした紹介のお手伝いに見える場面です。
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ただし、投稿が掲載の条件になっているなら注意が必要です。お金が動かなくても、景品表示法(広告や表示のルールを決めた法律)のステマ規制の対象になります。つまり、そのInstagram投稿は「宣伝」として扱わないといけない、ということになる。
そこで、引き受ける前に表示のしかたを相手と決めておきます。1つは、Instagramのタイアップ投稿ラベル(投稿の上に「タイアップ投稿」と表示される機能)です。投稿をシェアする前の画面で「タイアップ投稿ラベルを追加」をオンにし、相手のアカウントを選ぶ形になる。もう1つは、本文に#PRと書く方法です。くわしいルールは、消費者庁のサイトで確認できる。
7マチアカリのオファーを受ける・断る判断ポイント
迷ったときは、2つの点にしぼると整理しやすくなります。1つは、7マチアカリのプロフィール欄に運営元の連絡先や会社概要が出ているか。もう1つは、条件がDMの文章で示されたかです。
2つともそろわないなら、断る理由としては十分です。断るときは、DMの返信欄に短い一文を送れば足ります。「今回は見送らせていただきます。ご連絡ありがとうございました。」くらいで、理由を細かく書かなくていい。
承諾する場合も、条件のやり取りはDM画面のスクリーンショットで保存しておきます。InstagramのDMは相手が送信を取り消すと、こちらの画面からも消えてしまうしくみです。
とはいえ、この2点がそろえば何も起きない、というわけでもない。掲載のあとにどんな連絡が来るかは、結局は個別のやり取り次第になる。
まとめ:7マチアカリの無料掲載オファー
- 結論:7マチアカリの運営体制は公表されていないので、無料掲載のオファーは確認がすむまで承諾しない
- 次にやること:Instagramのプロフィール・過去の投稿・コメント欄を見てから、投稿義務と二次利用についてDMで質問する
- 覚えておくこと:投稿が条件になるなら、無料でもステマ規制(景品表示法)の対象になり、タイアップ投稿ラベルか#PR表記が必要
確認したい条件は「投稿義務・二次利用・#PR表記」の3つです。運営元の会社概要とこの3つを文章で確認できてから返事を決めれば、それで十分です。

