Final Cut Proが固まる原因と直し方

編集を始めようとFinal Cut Proを開いた瞬間、画面が固まって動かない。カメラ入力に切り替えたら、虹色のマークが回り続ける。そんな場面に出くわすと、焦りますよね。

この記事は、Final Cut Proの起動時やインカメラに切り替えた時にフリーズする人向けです。何もできず、強制終了しか手がない状態を想定しています。

読むと、どこから手をつければいいかがはっきりします。原因の切り分けから、環境設定のリセットまで順番に見ていきます。

Final Cut Proが固まる主な原因を先に切り分ける

まず、起きている症状を整理します。起動した直後にフリーズする。インカメラに切り替えた瞬間に止まる。レインボーマーク(虹色の回転カーソル)が出たまま進まない。この3つが今回のメインです。

一番あやしいのは、環境設定ファイルの破損です。設定をためこんだファイルが壊れると、起動の途中で止まりやすくなる。Apple公式のサポートでも、最初に見るポイントとして案内されています。

とはいえ、原因はそれだけではありません。外付けデバイスの接続不良や、サードパーティ製プラグイン(他社が作った追加機能)の競合も、固まる引き金になる。特にカメラやストレージをつないだままだと、読み込みで止まることがある。

ここで気をつけたいことが1つ。強制終了を何度も繰り返すのは避けたほうがいい。ライブラリ(動画や素材をまとめたデータ)が壊れて、症状が悪化することがあるからです。

外付けデバイスを外してから起動を試す

環境設定をいじる前に、まず外付けの機器を切り離します。手順はシンプルで、3つだけ。

  • Macをシステム終了する(完全にオフにする)
  • キーボードとマウス以外を全部外す。カメラ、外付けHDD、オーディオ機器などです
  • Macを再起動して、Final Cut Proだけを起動して動きを確認する

これで直れば、外した機器のどれかが原因だったと分かる。カメラやストレージが起動や読み込みを止めていた、というケースの切り分けになります。

個人的には、原因が分からず固まった時ほど、この「全部外して単体で起動」を先にやります。地味ですが、切り分けのスピードが一番速い方法です。

環境設定のリセットでレインボーマークを止める

デバイスを外しても直らないなら、次は環境設定のリセットです。壊れた設定ファイルを一度まっさらにする作業になる。手順は順番どおりに進めてください。

  1. Final Cut Proを完全に終了する
  2. CommandキーとOptionキーを同時に押しながら、Final Cut Proを起動する
  3. 「環境設定を削除しますか?」と出たら「環境設定を削除」を選ぶ

消えるのは、UIのカスタマイズ設定だけです。自分で並べ替えた画面のレイアウトなどが初期化される。ただし、作った動画やプロジェクトのデータは消えません。ここは安心していい部分です。

むしろ大事なのは、再インストールだけで済ませないこと。アプリを入れ直しても、壊れた設定ファイルが残っていると直らない場合があります。環境設定のリセットは、その残りかすを消す作業だと考えると分かりやすいです。

それでも直らないときのライブラリとプラグイン確認

ここまでやっても固まるなら、もう一歩踏み込みます。たとえば、大きなプロジェクトを開いた時だけ止まるケースです。この場合は、生成されたファイルが重くなっている可能性がある。

見るところは主に3つです。

  • レンダーファイルなど、自動で作られたライブラリ内のファイルを削除する
  • サードパーティ製プラグインを一度外して、競合していないか確認する
  • Macに新しいユーザーアカウントを作り、そこで動くか確認する

新しいアカウントで正常に動けば、元のアカウント側の設定が原因だと分かる。逆にそこでも固まるなら、アプリやMac本体の側を疑う流れになります。

なお、特定のカメラ機種やOSのバージョンだけで起きるバグなのか、GPUやメモリの故障なのかは公表されていません。切り分けても直らない時は、Apple公式の案内ページを見るのが確実です。Final Cut Proが機能しない場合(Appleサポート)に手順がまとまっています。

まとめ

固まる症状は、やる順番を決めると一気にラクになる。手当たり次第に触ると、かえって時間がかかります。

  • 結論:Final Cut Proのフリーズは、環境設定ファイルの破損が一番あやしい
  • 次にやること:まず外付けデバイスを全部外して単体で起動する。直らなければCommand+Optionで環境設定をリセットする
  • 覚えておくこと:強制終了の繰り返しはライブラリを壊すので避ける。環境設定を消してもプロジェクトデータは残る

外付けデバイスの切り離しと環境設定のリセット、それでも残ればレンダーファイルとプラグインの競合確認、この順番でFinal Cut Proの固まる症状はかなり落ち着きます。

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