+メッセージはドコモ・au・ソフトバンクの3社だけのサービスだと思われがちですが、実は違います。格安SIM(MVNO)でも条件を満たせば普通に使えます。
それでも「モバイルネットワークに接続されていることを確認」と出て先に進めない。利用規約の画面から動かない。そんな状態で検索してきた人向けの記事です。
止まっている原因は、だいたい2つに絞れます。アプリと回線種別(どのキャリアの回線を使っているか)が合っていないか、Wi-Fiにつないだまま初期設定をしているかです。この記事では、その見分け方と直し方を順番に書いていきます。
+メッセージはMVNOでも使える。使えないのはキャリア版アプリ選びを間違えているとき
まず結論から言います。ドコモ・au・ソフトバンク以外の回線でも、+メッセージは使えます。3社が共同で始めたサービスですが、その回線を借りて提供しているMVNO(格安SIMの会社)でも対象になります。
ややこしいのはAndroidです。Android版の+メッセージは、ドコモ版・au版・ソフトバンク版と3つに分かれています。見た目はほとんど同じですが、中身は別アプリです。自分の回線と違う版を入れると、認証が通りません。
一方でiPhoneは、アプリが1つにまとまっています。だからこの「入れ間違い」がそもそも起きにくい。iPhoneで詰まっている場合は、あとで説明する通信まわりを疑うほうが早いです。
Google Playで「お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません」と出ることもあります。端末が古いと思いがちですが、実際は回線とアプリの不一致で出ているケースが多いです。
まず確認するのは契約回線の種別(ドコモ系/au系/ソフトバンク系)
- 契約中のMVNOが、どのキャリアの回線を借りているか
- 同じ会社でも回線種別を選べるプランかどうか
- 今スマホに入っている+メッセージが、どの版か
- 乗り換え前のキャリアのアプリが残っていないか
MVNOは自前の電波を持っていません。ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線のどれかを借りて動いています。入れるべきキャリア版アプリは、この借りている回線で決まります。
やっかいなのは、同じ会社のサービスでも回線種別を選べる場合があることです。申し込みのときに自分で選んでいます。契約内容の画面やマイページを開いて確かめてください。記憶より契約書のほうが正確です。
そして意外と多いのが、乗り換え前のアプリをそのまま使い続けているパターンです。端末を引き継いだので、前のキャリアの+メッセージが残ったまま。個人的にも、まず回線種別の確認から入ると話が早いと思っています。ここが合っていないと、あとの手順を全部やっても直らないからです。
「モバイルネットワークに接続されていることを確認」が消えないときの直し方
アプリを開くと利用規約(アプリのルール)の画面が出る。同意しても次に進まない。もしくは「モバイルネットワークに接続されていることを確認してください」と繰り返し出る。この症状はWi-Fiが原因のことが多いです。
手順はこうなります。
- スマホの設定でWi-Fiをオフにする
- VPNを使っている場合はオフにする
- プライベートDNS(通信先の名前を調べる設定)を「オフ」または自動に戻す
- モバイルデータ通信だけの状態で+メッセージを起動する
- そのまま初期設定を進める
理由はシンプルです。+メッセージの初期登録では、電話番号のSMS認証をモバイル回線経由で行います。Wi-Fiだけつながっている状態だと、その確認が通せません。VPNやプライベートDNSも、通信の経路を変えてしまうので同じように邪魔になる。
登録が終わってしまえば、あとはWi-Fiでも問題なく使えます。オフにするのは最初だけです。
アプリの入れ直しとSMS送受信まわりの確認ポイント
アプリを入れ直す順番も決まっています。先に契約回線を確認してから、今入っている+メッセージをアンインストール。そのあとGoogle Playで、自分の回線に合う版を検索して入れます。順番を逆にすると、また同じ版を入れてしまうことがある。
入れ直しても登録できないときは、SIMのプラン自体を見ます。データ専用SIMだと電話番号がなく、SMSが使えません。これだとSMS認証を通せないので、+メッセージも登録できないです。SMS付きプランかどうかは契約画面で確認できます。
- モバイルデータ通信がオンになっているか(節約モードで止めていないか)
- SMSの送受信ができるプランか(データ専用SIMではないか)
- 普通のSMSは届くのに、写真送信やスタンプが使えないか
- 相手側も+メッセージを使っているか
普通のSMSは届くのに、写真やスタンプが送れない。これはRCSがまだ有効になっていない状態です。RCSとは、+メッセージの中身になっている新しい規格のことです。切り替わりは登録直後すぐではなく、数分から数十分ほどかかることがあります。少し置いてからアプリを開き直すと、変わっているケースが多いです。
それでも登録できないときに残る原因と公式の案内先
ここまでやっても動かない場合、残るのは契約まわりの個別事情です。規模の小さいMVNO、法人向けのプラン、データ通信に特化したプラン。こうした契約では、+メッセージが使えるかどうかはっきり書かれていないことがあります。
そもそも今回、+メッセージ側で不具合が出ているという公式の発表は確認できていません。だからサービス全体が止まっている前提では考えないほうがいいです。自分の回線とアプリの組み合わせを見るほうが現実的になる。
公式の案内は各社のページにまとまっています。自分が借りている回線のページを開いてください。NTTドコモ +メッセージ、au +メッセージ、ソフトバンク +メッセージの3つです。対応条件やアプリの入手先が書かれています。
それでも分からないときは、契約しているMVNOのサポートに直接聞くのが一番早いです。聞くことは2つだけ。「この回線はどのキャリア回線か」と「自分のプランでSMSは使えるか」です。この2つが分かれば、入れるアプリも自動的に決まります。
まとめ
詰まる場所は、たいてい入口の2か所に集中しています。アプリの版と、初期設定のときの通信状態です。
- 結論:+メッセージはドコモ・au・ソフトバンク以外のMVNOでも使える。止まる原因の多くはアプリと回線種別の不一致です
- 次にやること:契約している回線がドコモ系・au系・ソフトバンク系のどれかを確認し、その回線に合ったキャリア版アプリを入れ直す
- 次にやること:Wi-FiとVPN、プライベートDNSをオフにして、モバイルデータ通信だけの状態で初期設定を進める
- 覚えておくこと:初期登録では電話番号のSMS認証を通す必要がある。SMSが使えるプランかどうかも見ておく
- 覚えておくこと:Androidは回線ごとにアプリが分かれていて、iPhoneは1つにまとまっている
契約回線に合ったキャリア版アプリを入れ、Wi-FiとVPNを切った状態でSMS認証を通す。ここまでやれば、MVNOでも+メッセージのRCS機能は普通に動き出します。

