Swayの使い方と設定、まず最初にやること

Swayをインストールしたのに、画面が真っ黒なままで固まっている。マウスを動かしても何も出ないし、アプリの起動の仕方も分からない。そんな場面でこの記事を開いた人が多いと思います。

Swayを入れたら勝手に画面が整うと思いがちですが、実は違います。最初は真っ黒な画面のままで、設定ファイルを自分で作らないと何も始まらないです。

Sway(Wayland対応のタイリングウィンドウマネージャ)は、キーボード中心で画面を分割できるツールです。この記事では、設定ファイルの場所とModキーの確認、そして基本のキー操作までを順番に見ていきます。

Swayの設定ファイルはどこ?まずconfigをコピーする

結論から言うと、設定ファイルの場所は ~/.config/sway/config です。ここにファイルがないと、Swayは動きの調整ができません。

デフォルトのまま使うと、キーの割り当ても壁紙も自分好みに変えられない。だから最初に、システム側のファイルを自分のフォルダにコピーします。やることはシンプルで、2つだけ。

まず mkdir -p ~/.config/sway でフォルダを作る。次に cp /etc/sway/config ~/.config/sway/config でコピーする。あとはエディタでそのファイルを開いて、キーの割り当てなどを書き換えていくだけです。

むしろ、すでにi3wm(Sway と i3互換の元になったツール)を使っていた人はラクになる。i3のconfigをそのまま ~/.config/sway/config に置けば、だいたい流用できます。

bindsymとModキーの確認方法(Mod4はSuperキー)

設定ファイルを開いたら、最初に探すのは set $mod Mod4 という行です。これがModキー(操作の起点になる修飾キー)の定義になる。

Mod4は通常、Windowsキーのことです。キーボードによってはSuperキーと呼ばれる、あのマークのキーになります。ここを Mod1 に書き換えると、Altキーが起点にできる。ただ、最初はMod4のままで十分です。

次に、config内の bindsym で始まる行を見ます。これがキーの割り当てを決めている部分です。以下をチェックすると、操作の全体像がつかめます。

  • set $mod の行 … どのキーが起点かを決めている
  • bindsym $mod+Return の行 … ターミナルの起動
  • bindsym $mod+d の行 … ランチャーの起動

キーを書き換えたら、保存しただけでは反映されない。swaymsg というコマンドで設定を再読み込みすると、その場で反映されます。

キーボードだけでウィンドウを操作する基本コマンド

Swayの気持ちよさは、マウスを使わずに画面を動かせるところです。まず覚える操作は4つだけ。ここを手になじませると、一気にラクになります。

  • Mod + Enter … ターミナルを起動する
  • Mod + d … アプリのランチャーを起動する
  • Mod + Shift + q … 今のウィンドウを閉じる
  • Mod + Shift + c … 設定ファイルを再読み込みする

この4つのうち、最後の Mod + Shift + c はconfigを書き換えたあとに使います。エディタで保存してこのキーを押すと、変更がすぐ反映される。swaymsg を打つのと同じことが、キーだけでできます。

個人的には、まずは設定ファイル(~/.config/sway/config)の作成とModキーの確認から入るのが一番の近道でした。ここが済めば、あとは触りながら覚えられます。

起動できないときとNVIDIA環境・日本語入力のつまずき

たとえば「Swayを起動しようとしたのに、すぐ落ちる」というケースがあります。よくある原因は、rootユーザーで起動しようとしていることです。Swayは自分の普通のユーザーで起動するのが基本になる。

次に多いのが、NVIDIA製GPUの環境です。NVIDIAのプロプライエタリドライバ(メーカー配布の非公開ドライバ)は公式にサポート外とされています。そのため、起動時に –unsupported-gpu オプションが必要な場合がある。これで動くこともあります。

あと、画面は出たのに壁紙もランチャーも出ないなら、依存ツールが入っていない。以下の導入状況を確認します。

  • swaybg … 壁紙を表示するツール
  • wofi または dmenu … アプリのランチャー
  • foot … 軽量なターミナル

ただし、これらのパッケージ名はディストリ(Linuxの配布版)ごとに少しずつ違います。日本語入力の環境づくりも同じで、ディストリによって手順が変わる。まずは自分の環境のパッケージ名を調べてから入れると、つまずきにくいです。

まとめ

ここまでの流れを、3点だけ振り返ります。

  • 結論:Swayは ~/.config/sway/config を自分で作らないと動きの調整ができない
  • 次にやること:/etc/sway/config をコピーして set $mod Mod4 と bindsym を確認する
  • 覚えておくこと:Mod + Enterでターミナル、Mod + dでランチャー、Mod + Shift + cで再読み込み。NVIDIA環境は –unsupported-gpu、rootでの起動はしない

まずは ~/.config/sway/config をコピーして set $mod Mod4 を確認し、swaymsgで再読み込みすれば、Swayのタイリング操作が一気に手になじむようになる。

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