セキュリティソフトの更新月が来ると、そのまま払うか外すかで手が止まります。Google Pixel 9には「Google Play プロテクト」が最初から入っています。Windows 11には「Windows セキュリティ(Microsoft Defender)」があります。まず見るのは、この2つの今の状態です。
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この記事は、スマホとパソコンの標準機能がどこにあるかを知りたい人向けです。何がオンなら大丈夫なのか、画面を追って確かめます。アプリはGoogle Playストアだけ。でもパソコンではフリーソフトを落とすことがある。商業施設の無料Wi-Fiもよく使う。そんな使い方を前提に進めます。
見るのは、Pixelのセキュリティ画面と、Windows セキュリティの4項目です。それに、フリーソフトを入れるときの警告画面の読み方。順番に画面をたどっていきます。
Pixel 9で「Google Play プロテクト」がオンか確認する手順
Google Play プロテクトは、端末に入っているアプリを自動でチェックする仕組みです。Pixel 9では最初からオンになっています。今どうなっているかは、設定アプリから数タップで見られる。
まず設定アプリを開きます。「セキュリティとプライバシー」→「アプリのセキュリティ」と進みます。その先の「Google Play プロテクト」をタップすると、有効かどうかが表示されます。「デバイスをスキャン」を押せば、その場で手動チェックが走る。所要時間は数十秒ほどです。
もうひとつの入り口も覚えておくと早いです。Google Playストアを開いて、右上のアカウントアイコンをタップ。そこから「Play プロテクト」を選びます。歯車アイコンを押すと「Play プロテクトによるアプリのスキャン」のオン・オフが出てきます。オフになっていたら、ここで戻せます。
そもそも、アプリの入手先をGoogle Playストアだけに保っている人は、この時点でかなり守られた状態です。サイドローディングとは、ストア以外の場所からアプリを入れることをいいます。これをしなければ、そこから入ってくるマルウェア(悪さをするプログラム)のルートが消える。今のままの使い方を続けるのが、いちばん効きます。
Windows 11のWindows セキュリティで見る4つの項目
パソコン側も場所は決まっています。スタートボタンから「設定」を開き、「プライバシーとセキュリティ」に進みます。その中の「Windows セキュリティ」を選び、「Windows セキュリティを開く」を押す。開いたら、次の4つを上から順に見ていきます。
- ウイルスと脅威の防止
- ファイアウォールとネットワーク保護
- アプリとブラウザーの制御
- デバイス セキュリティ
いちばん大事なのは「ウイルスと脅威の防止」です。中に入って「設定の管理」を開きます。リアルタイム保護と、クラウド提供の保護のスイッチがあります。どちらもオンなら、Microsoft Defenderが常時働いている状態になる。
残りの3つは、緑のチェックマークが並んでいれば問題ありません。ひとつでもオレンジや赤の印が付いていたら、その項目を開いて中身を読みます。ちなみに、ESETのような別のソフトを入れていると、Defenderは自動で待機側に回ります。有料ソフトを外したあとは、この画面で切り替わったか見ておくと安心です。
フリーソフトを入れるときのSmartScreen警告の読み方
窓の杜やVectorからソフトを落とすとき、危ないのはソフト本体ではありません。「どこから落としたか」のほうです。紹介ページのダウンロードリンクが、作者の公式サイトに飛んでいるか。リンク先のURLを一度見てから押します。
気をつけたいのが、検索結果の上のほうに出てくる偽の配布ページです。大きな「Download」ボタンが複数並んでいることがあります。そのうちのいくつかは広告で、まったく別のソフトが落ちてくる。本物のリンクは、たいてい目立たない場所にあります。
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落としたファイルを実行すると、青い画面が出ることがあります。「WindowsによってPCが保護されました」という表示です。これがSmartScreen(見慣れないファイルを止める機能)。出たらすぐ「詳細情報」を押さずに、いったん止まる。画面のアプリ名と発行元を、自分が落としたソフトの名前と見比べます。
名前が一致して、配布元も公式サイトだと確かめられたときだけ「詳細情報」→「実行」を押します。少しでも覚えのない名前が出ていたら、「実行しない」で閉じる。ファイルごと削除するのが早いです。
商業施設の無料Wi-Fiで気をつけること、VPNの位置づけ
ここが、標準機能だけでは届かない部分になる。Google Play プロテクトもMicrosoft Defenderも、やっているのはマルウェア対策です。通信の中身そのものは守っていません。
イオンやららぽーとの無料Wi-Fiは、同じ電波を大勢が共有しています。設定によっては、通信の中身をのぞかれるリスクがある。ここで効くのがVPN(通信を暗号化して包む仕組み)です。セキュリティソフトを続けるか迷っている人には、VPNが付くかどうかが実際の判断材料になります。
最近は「ゼロトラスト」という考え方もよく聞きます。回線もアプリも、はじめから信用しないで毎回確かめる、という発想です。外の無料Wi-Fiは、まさにこの発想が合う場所になる。
- つなぐ前に、アクセスポイント名を施設の掲示と見比べる
- ログイン画面では、アドレス欄の鍵マークとhttpsを確認する
- ネット銀行やカード決済は、自宅の回線かモバイル回線で済ませる
- 無料Wi-Fiを使う日は、つなぐ前にVPNをオンにしておく
有料ソフトを続けるか外すか、判断の分かれ目
まず外したい誤解が「標準機能=無防備」です。第三者機関の比較テストでも、Google Play プロテクトやMicrosoft Defenderの検出力は高く評価されています。一般的な使い方なら、基礎の守りとしては足りている。
とはいえ、逆の過信もあります。有料ソフトを入れれば全部防げる、という話ではない。偽の通販サイトや、メールのリンクを踏んでしまう人為的なミス。これはソフトの外側で起きます。ここを埋めるのは、URLを見る習慣のほうです。
むしろ判断が変わるのは、ネットに疎い家族が同じパソコンを使うケースです。あやしいサイトを先回りで止めるWebフィルタや、家族向けの管理機能。ここは標準機能だけではカバーしきれません。この機能に年額分の意味を感じるなら、更新する理由がはっきりします。
どこまでの安心にお金を払うかは、最後は個人の判断です。ここに正解は公表されていません。ただ、OSとアプリを最新に保つことだけは、どちらを選んでも土台になる。個人的にも、有料ソフトを足すより先にここを見ています。
まとめ
更新の案内が来たときに、何も見ずに決める必要はない。手元の端末が今どういう状態かは、数分で確かめられます。
- 結論:Pixel 9はGoogle Play プロテクト、Windows 11はWindows セキュリティ。どちらも有効なら、標準機能だけで基礎の守りは成り立つ
- 次にやること:Pixelは「設定」→「セキュリティとプライバシー」→「アプリのセキュリティ」を開く。パソコンは「Windows セキュリティ」の4項目で緑のチェックを見る
- 次にやること:無料Wi-Fiを使う日は、つなぐ前にVPNをオンにしておく
- 覚えておくこと:フリーソフトは配布元のURLを見てから落とす。SmartScreenの警告は立ち止まる合図
- 覚えておくこと:マルウェア対策と通信の保護は別もの。片方だけでは穴が残る
Google Play プロテクトの表示、Windows セキュリティの4項目、無料Wi-Fi用のVPN。この3つが確認できてから、ESETを更新するかどうかを決めれば十分です。
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